広末涼子、“ラブレター”はなぜ流出した…? 元週刊誌記者が明かす「不倫取材」の裏側

広末涼子の「ラブレター」が流出し、衝撃を与えた。不倫取材の裏側を元週刊誌記者に聞いた。

2023/06/16 04:15


広末涼子

14日、広末涼子が、フレンチレストラン「sio」のオーナシェフ・鳥羽周作氏とのW不倫関係を認め、謝罪した。一連の報道は「週刊文春」によるものだが、2人が交わした「ラブレター」が世に出たことに驚きの声があがっている。

当事者しか知り得ない手紙の「流出経路」とは──。

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■手書きのラブレターや交換日記も…

事の発端は、6月8日発売の「週刊文春」だった。同誌は、広末が鳥羽氏の経営するレストランを訪れる様子や都内の高級ホテルで密会する様子を報道。

ただ、2人がデートするツーショット写真はなく、同誌の直撃取材を受けた広末は不倫関係を否定していた。翌週15日発売の「文春」では、広末と鳥羽氏が手書きのラブレターや交換日記のやりとりをしていたことが報じられ、実際に広末が送った直筆の手紙まで掲載。

この記事が出る前日、広末と鳥羽氏は不倫関係にあったことを認め、それぞれ謝罪する事態に。


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■元週刊誌記者が推察する「流出経路」

ネット上では、「交換日記とか手紙どこから入手したの?」「すげぇもん出ちゃったな」「二人だけで持ってたものがなんで出るんだよ…」「文春の取材力えげつない」など、驚きの声があがっている。

2人だけのやりとりはなぜ流出したのか。かつて週刊誌の記者をしていたAさんに、見解を尋ねた。

Aさんは匿名を条件にこう推察する。「広末さんと鳥羽さんにかなり近い人間だと考えられます。お二人のどちらかが仲のいい友人に見せたものが流出した、もしくは不倫を疑ったお互いのパートナーが手紙を見つけて、文春にリークしたことも考えられます。記事を読む限り、文春はかなり細かく取材しており、当人達が否定しても打ち消せる証拠を多数用意していた印象を受けます」(Aさん)。


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■「不倫取材」の裏側

広末に限らず、近年週刊誌が芸能人の不倫を報じることは多い。週刊誌の記者達はどのように取材しているのだろうか。

「不倫ネタは、一歩間違えれば相手の事務所から訴えられるリスクがあるので、細かい裏付けが必要です。ホテルや自宅などに2人で腕を組んで入るツーショット写真のような、決定的証拠がなければ、記事にするのは難しいです。その点、文春はツーショット写真こそないものの、誰が見ても不倫関係にあることが分かる手紙を入手しています。また、手紙の文字を筆跡鑑定に出して『広末さんが書いた可能性が高い』というコメントも得るなど、細部まで抜かりありません」(Aさん)。


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■「1ヶ月近く張り込むことも…」

芸能人の「不倫ネタ」は、世に出ると大きな話題になる。それらを報じる週刊誌の取材に対して、派手なイメージを抱くかもしれない。

だが、前出のAさんは「実際はかなり地味」と話す。

「不倫の証拠を抑えるために長時間、タレントの自宅や密会するホテルの近くに車を止めて、じっと待つというのが基本です。場合によっては、1ヶ月近く張り込むことも珍しくありません。取材対象がお店に入ったら、2人の会話を聞くため、記者が客のふりをして中に入ることもあります。私も昔、あるタレントが不倫相手とされる人物と店に入った際、近くの席に座って2人の会話を盗み聞きし、やりとりをスマホの画面メモに記録するという、地獄のような仕事をしましたよ(笑)」(前出・Aさん)。

広末の記事が世に出るまでには、こうした裏側があったのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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