広末涼子のW不倫は誰も止めなかったのか　「不倫やめるよう助言」は3割以下

東京渋谷区の人気フランス料理店『sio』オーナーシェフの鳥羽周作氏とW不倫の関係にあったことを認め、謝罪した女優の広末涼子。現在の夫であるキャンドル・ジュン氏とは再婚で、3人の子供の母でもある。

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■過去にも不倫報道

広末は、独身時代から恋多き女優としてしばしば報じられていた。結婚後も、2014年に9歳年下の俳優・佐藤健との密会が報じられたことも。

佐藤との件は大きく炎上することはなかったものの、今回の鳥羽シェフとの不倫では生々しいラブレター（交換日記）もメディアに公開され、波紋を拡げている。

周囲にこうした書類を入手できる人が存在したことになるが、誰も彼女たちに不倫はやめるようアドバイスする人間はいなかったのだろうか。友人の不倫を知ったとき、人はどのように行動するのだろう。

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■7割は「関わるのが面倒」

Sirabee編集部が、5月25〜26日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「友人の不倫」について調査したところ、「やめるよう助言する」と答えたのは29.0％。最も多かった回答は「関わるのが面倒だから何もしない」で68.5％。

「自分も挑戦する」が2.5％だった。7割に迫る圧倒的多数は、巻き込まれるリスクを避け、見て見ぬふりをするようだ。

なお、友人の不倫を知ると「自分も挑戦しよう」と思う人は、女性では0.4％だったのに対して、男性はじつにその12倍の4.8％だった。

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■若い女性は助言派も多く

今回の調査結果では、男女や世代によって大きなバラつきが見られた。「やめるよう助言する」と答えた人が最も多かったのは10〜20代女性で44.4％。若い女性の場合は無駄な恋に時間を使わないよう、はっきりアドバイスする人が多いのかもしれない。

また、50代まではすべて女性が男性を上回っており、女性の場合は面倒であってもやめるよう口を出す人がやや多いようだ。なお、男性の場合も10〜20代では31.0％がやめるよう助言すると回答している。

広末と同世代の40代女性でも4割近くがやめるよう助言すると答えたが、63％は「関わるのが面倒」とも回答している。ある程度オトナになってしまうと、リスクをとってでも苦言を呈してくれる人は貴重な存在になっていくようだ。

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■執筆者紹介

タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）

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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2023年5月25日～5月26日
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）