たしかに不安になるかも… 約6割が「怒っている」と勘違いされた理由とは
こちらとしては、まったく怒っているつもりはないのに…。
疲れているなどすれば、口数が少なくなるのも無理はないだろう。しかし、黙っているせいで、相手から「怒っている」と勘違いされた経験がある人も多いようだ。
■約6割「黙っているだけなのに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で62.8%が「黙っているだけなのに怒っていると勘違いされた経験がある」と回答した。
男女別では、男性が62.1%、女性が63.5%となっていた。
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■疲れて黙っていたら
会社の後輩に怒っていると勘違いされた20代女性は、「会社の後輩と一緒に帰っていたのですが、その日はとても疲れていたのであまり話さなかったんです。すると後に後輩からLINEがあり、『不快にさせてすみません』と書かれていたんです。後輩は、私が怒って黙っていると思ったのでしょうね」と振り返る。
もう少し配慮をするべきだったと思っているようで、「『今日は疲れているから』と、事前に後輩に伝えておけばよかったと反省しています」とも話していた。
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■夫が黙っていた理由
夫に黙っている理由を聞いた30代女性は、「夫がずっと黙っているので、怒っていると思いました。しかしどれだけ考えても、怒る理由がわからなくて…。悩みましたが、『私、なにか悪いことした?』と聞いてみたんです。すると夫は私に怒っているわけではなく、仕事のミスで落ち込んでいたようで…」と語る。
黙っている理由が聞けてよかったと思っているらしく、「そこから愚痴を私に伝えてくれたので、結果的にはよかったと思っています」と続けた。
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■黙っていると心配される
黙っていたせいで心配された20代女性は、「私は普段とてもおしゃべりなほうなのですが、友達と会っていたときに聞き役になったことがあったんです。そのときに友達から、『どうしたの?』と心配されてしまいました。話の流れからそうなっただけなのですが、私が黙っていると不思議に思われるみたいで…」と話す。
さらには、「『それだけ普段は、喋りすぎなのかもしれない』と思い、複雑な気持ちになりました」とも語っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名