シャープ公式が異例の呼びかけ 漫画界への斬り込みに「男前すぎる」「神対応」
シャープが漫画界に向けた異例の呼びかけが話題に。自社製品の広告に関する企業の考え方についても解説している。
大手家電メーカー・シャープが20日、公式ツイッターを更新。漫画界に向けて異例の呼びかけを行い、ユーザーの反響を呼んでいる。
■企業の垣根を超え話題に
シャープの公式ツイッターといえば、大手企業の公式アカウントらしからぬ自由なツイートがたびたび注目を集め、「シャープさん」として人気に。
昨年10月には、ツイッター上で募集した「嫌いな家事」に関するアンケートについて、企業の垣根を超え、競合するライバルの家電メーカーらにも参考にするよう呼びかけて話題となっていた。
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■「代わりに怒られるので大丈夫」
この日は、「よく実在の家電をマンガやイラストに描き込んだら、そのメーカーから怒られるんじゃないかと心配される方がいますが、少なくともシャープはそういうことをしないので安心して描いてください」とツイート。「仮に社内で怒る人がいても、私が代わりに怒られるのでだいじょうぶです」と請け合った。
この呼びかけの意図について、「ひとりでも多く、どうにかして自社製品を知ってもらいたいと願うのが企業であり、広告の仕事ですから、描かれて怒る、ということは原則ありえません」と説明。
「もちろん爆発するとか、むやみに壊れるとか、その製品の存在を毀損する場合はちょっと別ですけど」と補足している。
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■「男前すぎる」「神対応」
この投稿に、アニメの3DCGディレクターなどとして活動する渡辺哲也氏が「車や家電はいつも困るのでコレが正式にOKなら、アニメに出てくる家電はシャープになると思いますよ」と返信。
一般のユーザーからも「漫画界にも斬り込みいれるとは流石。目の付け所がシャープですね」「お、男前すぎる!」「まさしく神!対!応!」との声が寄せられた。
ただ、中には「フリーのマンガ家さんやイラストレーターさんが、個人のSNSなどで無料公開する分には何も問題ないですが、これが有料出版物になると、著作権の問題もありますが『広告に当たる』と判断されてしまうため、企業タイアップが取れなければ描き直しになります」と実状を説明する人も見受けられた。