ダイキンに聞いた「エアコンの電気代を節約する方法」がためになりすぎる 25パーセント節電する方法も…
ダイキンに聞いた「エアコンの電気代を節約する方法」とは。
もう6月も後半に入り、地域によってはエアコンが欠かせない陽気になる日も増えてきた。しかし、6月から多くの電力会社が電気代を値上げ。請求書が届くのにビクビクしている人も多いだろう。
そうなると、もうどうにかして電気代を節約しないと生きていけない！ という悲鳴のような声も聞こえてくる。そんな悩みを抱える人たちのために、いまエアコンに関する電気代はどう節約すれば効果的なのか？
日本を代表する空調メーカー「ダイキン」に、どうすればエアコン関連の電気代を節約できるのかを聞いてみた。わかりやすいように、質問といただいた回答をそれぞれお見せしよう。
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■何年前に買ったエアコンなら交換することで電気代の節約が見込めますか？
「一般的に、エアコンの寿命は10年程度と言われています。10年前のものと比べると最新型の機種は省エネ性がアップしており、消費電力も16パーセントカットできる場合もあります。
また、過去の機種と比べると機能面でも進化しており、 ダイキンの最上位モデルうるさらXであれば、冬は床暖房のように足元から暖める『垂直気流』、夏は気流をまわしてお部屋全体をすばやく快適にする『サーキュレーション気流』を搭載していますので、より快適な空間を素早く作ることが可能です。」
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■より前の機種であれば最新型に替えるとさらに電気代が安くなる可能性はありますか？
「あるかもしれません。また、10年を過ぎると部品がなくなって修理ができなくなる場合もありますので、そういった際も買い替えをお勧めしています」
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■エアコン関連の節約グッズで、メーカーとして効果が期待できると思われるものはありますか？
室外機の吸込口と吹出口を覆ってしまうようなタイプの室外機カバー等は、吹出口の周りに熱がこもり運転効率が低下する原因になる場合があります。
室外機の周りにはものを置かず、風通しを良くすることが重要です。また、室外機に直射日光が当たる場合は、日陰を作ることも節電の工夫になります。そのため、直接日光が当たるのを防ぎ、かつ風通しも悪くならない”よしず”を立てかけるのがお勧めです。また、遮熱に対応しているカーテンや窓に貼るシートも、太陽の熱を遮って部屋の温度が上がるのを防ぐことができるものであれば、節電効果は見込めるかと思います。
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■エアコンの掃除は電気代に影響しますか？
「します。とくにフィルターが詰まるとエアコンの効きが悪くなってしまいますので、2週間に1度に掃除をされることをお勧めします。フィルターを外し掃除機で吸うことが基本になります。1年間フィルターの掃除をしないと25パーセントもの電気代が無駄になることも明らかになっています」
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■こまめなメンテナンスが電気代節約につながる
ダイキンの担当者の方のお話をまとめると、やはりエアコンの掃除は重要で、エアコンの寿命と言われている10年程度経過した製品は買い替えも検討すると、もっとも効果的に節電が見込めそうだ。
また、ホームセンターなどで売られているエアコン関連の節約グッズについても、実際に効果がある物は少なからずありそう。電気代の上昇が止まらない中、この節約法はかなり重要になっていきそうである。
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（取材・文／Sirabee 編集部・熊田熊男）
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