木村拓哉、『教場0』最終回でも明かされなかった「最大の謎」 風間公親はなぜ警察を…

「妹はどこだ?」。意味深なひと言で幕を閉じた『教場0』。主人公・風間公親には、まだ謎があるようで…。

2023/06/26 04:15


木村拓哉

19日、木村拓哉の主演ドラマ『風間公親─教場0─』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。本日26日には、これまでの事件やエピソードを振り返る「特別編」が放送される。今回の連続ドラマでは、木村演じる主人公・風間公親が右目を失った理由が明かされ、ネット上でも話題に。

ただ、最終回でも描かれなかった「最大の謎」があるようで…。(※以下、ネタバレ含む)

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■風間が右目を失った理由も明らかに

『教場』は2020年、そして2021年1月に新春スペシャル『教場Ⅱ』として放送された人気シリーズ。木村演じる右目を失った教官・風間が警察学校の生徒を厳しく指導する物語だ。

『教場0』は、風間が教官になる前まで遡り、彼が新人刑事を指導する刑事指導官を務めていた時代を描いたもの。風間と因縁のある犯罪者・十崎波瑠(森山未來)が、風間と彼の教え子・遠野章宏(北村匠海)を千枚通しで襲うストーリーも放送された。

十崎が風間の右目を突き刺し、遠野をめった刺しにして殺害するなど、衝撃的な展開が話題を呼んだ。


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■意味深な「ラスト」も話題に

19日の最終回では、十崎を逮捕目前まで追い詰めたものの、地域課の警官の拙劣な捜査により、逮捕する絶好の機会を取り逃してしまった。その後、風間は捜査一課を退き、警察学校の教官に就任。

花壇の前に佇む風間を見つめる十崎が、「妹はどこだ?」と意味深なひと言を発して終わった。ネット上では、これまで一切登場しなかった十崎の「妹」という存在に対し、驚きの声があがっている。

ただ、過去の『教場』シリーズを全話見ていたファンは、こんな疑問を口にする。「今回の連ドラの中で、風間がなぜ警察を憎んでいるかが明かされなかった印象を受けます。この先、十崎の件と合わせて、何らかの形で描かれるのでしょうか?」(『教場』ファン)。


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■風間はなぜ、警察を嫌うのか

過去の『教場』で、風間は折に触れて「私ほど警察を呪っている人間はいない」「命を捨ててでもこの組織には報復したい」と、警察に対して強い恨みを抱いていることを語っている。

前出の『教場』ファンは、「『教場0』の最終回では、地域課の捜査官が十崎を捕まえ損ね、風間が憤る場面がありました。でも、それだけで警察を嫌うとは思えません。何か、警察の上層部から不当な圧力を受けたとか、組織全体と対立するようなエピソードがあるはず…。ある意味、『教場』における最大の謎と言っても過言ではありませんよ」と話す。

十崎の事件以外にも、風間にはまだ悲しい過去があるのだろうか…。


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■「映画化」の可能性も…

すでにドラマは最終回を迎え、本日放送される「特別編」もこれまでの振り返りがメインとなる。このまま「謎」は解明されないのだろうか。

あるテレビ局関係者は、首を振る。「映画もしくは恒例の新春スペシャルで、その辺りが描かれるのではないでしょうか。『教場0』の放送が決まった直後から、業界内で『映画化も視野に入れているでは?』と噂になっていました。宿敵である十崎は捕まっていませんし、妹がいたという事実を残したまま物語が終わるとは考えにくいです。すでに、続編を考えているのではないでしょうか」(テレビ局関係者)。

「最大の謎」が明かされる日は来るか──。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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