西野亮廣、クラファン支援総額が6億円超え 設計のコツは2つ「お手本にしてみて」
クラウドファンディングの支援総額が6億円を超えたという西野亮廣。これから立ち上げる人に向けてアドバイスを送っている。
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が26日、Ameba公式ブログを更新。「クラウドファンディングを立ち上げる人」に向けてのアドバイスをつづっている。
■支援総額6億円超え
絵本作家や実業家の顔を持ち、これまで個展の開催や新規事業のスタートなど、さまざまなプロジェクトの支援のためのクラウドファンディングを実施してきた西野。
「聞いたところによると、僕個人が仕掛けたクラウドファンディングの支援総額は6億円を超えているようです」と明かし、「これからクラウドファンディングを立ち上げる人に向けて、『クラウドファンディングの設計はこういう感じでやるといいよ』というお話を“日本一の説得力”を持ってお届けしたいと思います」と切り出す。
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■「地雷を踏まない」
クラウドファンディングを立ち上げる際に大切なこととして「地雷を踏まない」を挙げ、その一例として、「プロジェクト詳細枠で、巻物のような長文のプレゼンを展開する」と説明。
まず結論から書き、相手に興味を持ってもらってから話を続けることが重要だとした。
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■リターンについて
さらに、リターン(返礼品)についても、選択肢が多すぎると選べなくなってしまう心理現象「ジャムの法則」を例に、クラウドファンディングでも返礼品の種類を適切な数にしておくことを強調。
また、商品やサービスの料金を3段階に分けて提示した際に、真ん中の選択肢を選びやすい「松竹梅の法則(ゴルディロックスの法則)」にも触れ、「言ってること分かりますよね? 『8,000円の商品を並べることで、5,000円の商品を買ってもらう』という算段です」と解説する。
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■「設計が下手な人」とは
クラウドファンディング初心者に向け、「クラウドファンディングの設計が下手な人って、今いった2つを押さえていなくて、とにかく思いつく限りのリターンを全て商品棚に並べちゃって、商品棚がとっ散らかっています」と指摘。
「悪いことは言わないので、クラウドファンディングをやるときは、一度、西野のクラウドファンディングをお手本にしてみてください」と呼びかけている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)