学校のプリント、起きてはならない事態に目を疑う… 「親の顔より見たアイツ」を発見
学校で配られた歴史のプリント、なぜか見覚えのある人物が…。そのシュールすぎる光景を受け、ネット民の間に衝撃が走っているのだ。
あまりによくできたコラージュは、ときに本物以上に本物らしく見えるもの。場合によっては公式側が二次創作を「オフィシャル」と誤認してしまうケースも起こり得る。
以前ツイッター上では、学校の歴史の授業で配られたプリントの内容に、多数のツッコミが寄せられていたのをご存知だろうか。
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■偉人の写真、何かがおかしい…
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・まりもIXさんが投稿した1件のツイート。
「これ今日先生から配られた歴史のプリントなんだけど、使われてるこの後藤象二郎の画像絶対コラで笑う」と、意味深な1文が綴られた投稿には、明治時代の政治家・後藤象二郎の若かりし頃の写真が使用されたプリントの画像が添えられている。
しかし、この「野獣」のような眼光をした後藤の写真、よく見るとおかしな部分に気が付かないだろうか…。
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■野獣先輩、学校のプリントに出現
インターネット上には様々なネットミームが存在し、中でも根強い人気を誇っているのが、通称「淫夢語録」である。
同語録には「おかのした」「あくしろよ」「114514」「イキスギィ!」など、様々なシチュエーションで活用可能な汎用性あふれるフレーズが存在するが、多くの台詞の発言者である人物、通称「野獣先輩」の存在も無視できない。
同語録におけるマスコット的存在である野獣先輩はその印象的なキャラクターで高い人気を博しており、カメラに目線を送る構図のシーンはネットユーザーであれば、誰もが一度は目にした経験があるはず。
そして、こちらによく似た構図や、野獣先輩を彷彿とさせるアングルをした著名人の写真が発見されると「○○、野獣先輩説」が提唱されるのがお約束となっていたが、中には「そこまで似ていない」写真も珍しくなかった。
しかし後藤の若かりし頃の外見は、まさに野獣先輩と瓜二つ。そのため、ネット上ではかねてより「後藤象二郎、野獣先輩説」が唱えられ、カメラ目線な野獣先輩と後藤のコラ画像が作成されるまでに至ったのだ。
前出の通り、後藤の活動期間は江戸末期〜明治中期にかけてなのだが…件のツイートのプリントを見ると、後藤の背後には「ブラインド」が写っているのが確認できる。このことから、ツイート投稿主の通う学校の教師は「野獣先輩とコラージュされた後藤の写真をプリントに使用した」と、考えられるのだ。
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■「先生は淫夢厨だった…?」
「神聖な学び舎の学習教材に野獣先輩が現れる」というのは、言ってしまえば「平和なムーミン谷にガーゴイルが攻めて来る」ような不穏すぎる事態。多くのネットユーザーに衝撃を与えたことは想像に難くない。
実際、前出のツイートは投稿から数日で1万件以上ものRTを叩き出し、他のツイッターユーザーからは「なんでこの時代に、ブラインドあるんですかね…」「背景だけでコラって分かるの面白すぎる」「先生は淫夢厨だった…?」「あっ…(察し)」などなど、戸惑いの声が多数寄せられていた。
なお、プリント配布時の様子をツイート投稿主・まりもIXさんに尋ねたところ「周囲の反応を見るに、みんな笑いを堪えていて、改めてプリントを見たらもう、背景から明らかにソレとしか見えなくなりました」「歴史の先生が割と年配の女性の先生っていうのも、面白さに拍車をかけていたと思います」との回答が返ってきたのだった。
果たして、歴史の教師はコラだと知っていて画像を使用したのか、はたまた全く気づいていなかったのか…。真相は謎のままだがどちらにせよ、もう許せるぞオイ!