上原浩治氏、味方守備に激怒のDeNAバウアーに理解 「短気な性格ですから…」

味方のまずい守備に激怒したDeNAバウアー。上原浩治氏の見解は…。

2023/07/02 11:30


上原浩治・トレバー・バウア

2日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、上原浩治氏が1日の試合で味方の内野守備に激怒した横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手に理解を示した。


 


 

■バウアー投手が味方守備に激怒

番組は1日に行われたDeNA対中日ドラゴンズ戦で発生した珍プレーを紹介。

6回表、2アウト2塁1塁から岡林勇希選手のセカンドゴロを2塁手の牧秀悟選手が捕球し、それぞれ2塁と3塁に到達した走者を挟んだものの、野手がランナーにタッチを行わなかったため、オールセーフにする。

これを見たバウアー投手は激怒し「Fワード」を絶叫。さらに満塁から次の打者を投手ゴロに打ち取ると自ら1塁ベースにかけこみ、再び雄叫びを上げた。


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■上原氏が解説

VTRを見た関口宏が「怒っているね…」とつぶやくと、上原氏も「怒ってますね」と笑い、「味方に怒っているのか、自分自身に怒っているのか。両方あると思う」と分析する。

さらに「打たれたわけじゃないんだよね、内野安打なんだよね」という関口の指摘には「だからこそイライラしているというのもありますね」と語った。


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■福留氏が守備に喝

プレーについて上原氏は「ピッチャーから言わせてもらうと、もう野手に任せたというふうになるんですよね、ピッチャーってああいう挟殺プレーには入らないほうが良いと言われているので」と分析。

続けて「もう野手に任せたという中で、アウトを取れなかった。かなりイライラしているのは、表情でわかりますよね」とコメントする。

元中日ドラゴンズの福留孝介氏も「ツーアウトなんで、誰か1人アウトにすればいいというだけなんですけど、野手も全員集まって、どこに入っていいかわけがわからなくなっているんですよね。守備に関しては喝です」と指摘していた。


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■上原氏がバウアー投手を擁護

関口から「バウアーは良いピッチャーなんでしょ?」と質問されると、上原氏は「良いピッチャーですよ。サイヤング賞をとっていますので」と語る。

そして「彼の性格ですよね。結構短気な性格ですから。アメリカでも問題になっているのはこういう性格の部分で、監督に反抗的な態度を取ったりしてトレードになったりしていますから」と指摘。

そのうえで「僕はこういうタイプが大好きなんですけども。良い方向に行けば良い。これで8回にチームが追いついたので、この気迫がチームメイトに移ったのではないかと思います」と激怒したバウアー投手を擁護していた。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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