DeNA・バウアー、守備妨害をめぐりファンに質問 「僕が悪いのか?」
6月25日の試合で守備妨害を取られたDeNA・バウアー。未だ納得いかないのか、YouTubeで「君たちはどう思うか」とファンにたずねた。
横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手が2日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。6月25日の試合で守備妨害を取られたことに、コメントでファンの意見を募った。
■バント時の走塁で守備妨害に
同試合に先発したバウアー投手は、4回1死一塁の打席で送りバントをしたところ、捕球した才木浩人投手の送球がヘルメット後頭部を直撃。ボールは外野を転々とし、バウアー投手は手を叩いて喜んだ。
しかし、バッターランナーとしてスリーフットラインの内側を走っていたと、判定は守備妨害でアウトに。ランナーも一塁へ戻され、バウアー投手は両手を広げ悔しそうにベンチに戻った。
このプレーについて、動画内のバウアー投手は「バントの映像を見直して言いたいことがある」「まっすぐベースまで走りました」と実際の映像付きで弁明する。
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■判定に納得いかず
「一塁へ直行、どうやらそれではダメらしい」「一塁はラインの内側にある。フェアグラウンド内だ」「僕が打席から一塁まで、まっすぐ打者としてボールインプレーのために走ったら野手がミスして頭に当てた」「彼はいいの? 僕には理解できない」など、判定に納得いかない様子のバウアー投手。
「映像で足を見直した。そう、僕の足はフェアファールラインに触れているけど、ベースはフェアグラウンド内。どうすりゃいいんだよ」と困り果てると、6回の打席で決めた二度目のバントも振り返る。
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■「投手のミスだと思う」
6回のバントは守備妨害の反省で一塁まで大回りしたのだが、バウアー投手は「この場合コールアウトだな。1回目のコールアウトもおかしい」と回想。
「投手が線上で捕球し、スローイングレーンを作らなかったら、僕はそれは投手のミスだと思う」などと続け、才木投手のミスだと指摘した。
その後も、「まっすぐ一塁に走ったのになぜかアウトになった。僕が悪いのか?」「こんなふうに思うのは間違ってる?」など、バウアー投手は納得いかない様子を見せる。
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■コメントで意見を求め…
そして最後には、「僕が間違っているなら教えてほしい」「君たちはどう思うかコメントで教えてほしい。あのプレーはアウトかそれともセーフだったのか、答えが知りたい」と視聴者に意見を求めることに。
これにコメント欄には、「公認野球規則6.05で守備妨害を取られた」「日本では守備妨害を避けるために、ベースの真ん中ではなく角を踏むように子供の頃から教えられることが多い」「走塁はスリーフットラインの中と教えられるので、少なくとも日本では駄目かなぁと思います」など、ルール上やむを得ないのではとの声が寄せられている。