草彅剛、趣里主演の朝ドラ『ブギウギ』出演 「昭和の時代を駆け抜けます」
趣里主演の朝ドラ『ブギウギ』に草彅剛が出演。大阪生まれの作曲家として鈴子を一流の歌手に育てる。
草彅剛が、趣里主演の2023年度後期連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)に出演することが決定した。
■「昭和の時代を駆け抜けます!」
草彅が演じるのは、大阪生まれの作曲家・羽鳥善一(はとりぜんいち)だ。モデルは作曲家の服部良一氏。ジャズを得意とし、「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出す。
上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。草彅のコメントは下記の通り。
草彅:初めての朝ドラ出演で、昭和の作曲家服部良一さんがモデルの役を演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います。僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!
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■「尊敬する俳優の1人でした」
ヒロイン・趣里から草彅へのコメントも到着。
趣里:草彅さんは、物心ついたときからドラマやお芝居を拝見していて、尊敬する俳優の1人でした。今回、初めてご一緒できると聞き、本当にワクワクしています。
台本の羽鳥先生のキャラクターがすごくすてきで、草彅さんが演じる姿を想像するだけで、最高に面白いものになると感じています。羽鳥先生も鈴子も、音楽を愛していて、心から楽しむことが共通していると思います。
師弟として通じ合う2人を、草彅さんと演じていけることに、心躍る思いです。
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■「鋭さとチャーミングさを合わせ持つ」
制作統括・福岡利武氏から草彅の起用に対するコメントも。
福岡氏:草彅剛さんは、鋭さとチャーミングさを合わせ持つ俳優だと感じています。音楽を愛し、音楽に愛された服部良一さんがモデルの羽鳥善一という役を、どう演じていただけるのか本当に楽しみです。
草彅さんとは2021年大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)でご一緒して以来になります。またお仕事をご一緒させていただくことができ大変光栄です。
草彅さんと趣里さんが山あり谷あり笑いあり、激動の時代を生き抜く師弟の物語を紡ぎ出してくれると思います。楽しみにお待ちください!
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■物語のあらすじ
舞台は大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯。看板娘の花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子だ。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。
必死に稽古にはげんだ鈴子はメキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現す。昭和13年に上京を果たすと、そこで人気作曲家と出会い、大きく運命が変わるのだった。鈴子は、作曲家の指導を受け、スウィングの女王と呼ばれ人気歌手になっていく。
しかし、戦争が始まると鈴子が置かれた状況は一変する。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまうのだ。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまい…。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)