ハーラートップ山下舜平大、新人王に向けてバク進中 森友哉離脱は痛くも好調継続【週刊バファローズ】

先々週から5連勝と好調のオリックス。オールスターを首位で折り返すためにも負けられない戦いが続く。

2023/07/04 17:00


山下舜平大

先週のオリックスは先々週からの5連勝もあり好調だったが、2位だった福岡ソフトバンクも5連勝と負けなかったため、首位を明け渡している。



■2023オリックス・バファローズ戦績 6.27−7.2

対 千葉ロッテマリーンズ
大阪・京セラドーム大阪
6.27
○オリックス(宮城)2−1(佐々木朗)千葉ロッテ●
6.28
○オリックス(山下)10−0(小島)千葉ロッテ●

対 北海道日本ハムファイターズ
北海道・エスコンフィールド北海道
6.30
○オリックス(山本)5−1(加藤貴)北海道日本ハム●
7.1
○オリックス(コットン)3−1(上沢)北海道日本ハム●
7.2
●オリックス(山岡)3−6(北山)北海道日本ハム○
※(カッコ)内は先発投手。
※通算成績はオリックス73試合42勝29敗2分けの2位。首位の福岡ソフトバンクは0.5ゲーム差。(2023.7.2現在)


関連記事:オリックス、16日からロッテと首位攻防戦 中嶋聡監督「勝ち切ることが本当のいい試合」【週刊バファローズ2023】

■千葉ロッテと首位攻防2連戦

福岡で1勝2敗と福岡ソフトバンクに負け越して、移動日を挟み本拠地の大阪へ。前週に引き続き今度は千葉ロッテと首位攻防2連戦を行った。

先発はWBCでも話題になったオリックス宮城大弥、千葉ロッテ佐々木朗希の同級生対決。宮城と佐々木朗は球場内がピリッとするほどの投げ合いを演じて、宮城は8回を無失点に、佐々木朗は7回を失策が絡む1失点の好投で、最後はリリース勝負に。

オリックスは9回にクローザーの平野佳寿を投入するも二死から無念のタイムリーを浴びて同点に追いつかれてしまう。しかしその裏、千葉ロッテのクローザー益田直也から、森友哉が12号サヨナラ弾を放ち、オリックスがサヨナラ勝ちを収めている。


関連記事:オリックス山崎福也、5連勝でチームの連敗を止める好投 「最後まで行きます」【週刊バファローズ】

■千葉ロッテから2連勝

2戦目はオリックスが山下舜平大、千葉ロッテは小島和哉が先発。

オリックスは5回にゴンザレスのタイムリーで2点を先制すると、7回に杉本裕太郎のランニングホームランなどで一挙6得点。さらに8回には頓宮裕真にも一発が飛び出して計10得点と山下を大量援護。

山下も序盤はピンチも招いたが粘りの投球で6回を無失点。中継ぎ陣も無失点リレーで、大きな千葉ロッテ2連戦をスイープした。山下はハーラートップの7勝目。このまま行けば新人王獲得は確実なバク進劇を見せた。千葉ロッテはこの2連敗で、首位争いから大きく後退。


関連記事:交流戦2カード連続勝ち越しで首位奪還 投打活躍の宮城大弥が防御率トップに【週刊バファローズ】

■山本由伸エスコンフィールド初登板

チームは3連勝の勢いに乗って北海道へ。北海道日本ハムには負け越しており、最低限勝ち越しておきたいところ。

初戦のマウンドにはエース山本由伸がエスコンフィールド初登板。試合は好投する山本を中川圭太のタイムリー、大城滉二のホームランなどで5点の援護をもらった山本が8回を1失点。最後は平野佳が無失点で抑えてカード頭を取った。

山本は「ランナーを出しながらのピッチングになってしまったんですけど、序盤からリードしてもらっていたので、思い切って投げることが出来ましたし、なんとかチームが勝てたことが良かったと思います」と自身の投球を振り返っている。山本もハーラートップの7勝目をマーク。

次ページ
■宗佑磨「最高の結果に…」
東京ドーム北海道日本ハムファイターズオリックス・バファローズ千葉ロッテマリーンズ京セラドーム大阪埼玉西武ライオンズ佐々木朗希森友哉山本由伸宗佑磨宮城大弥山岡泰輔山下舜平大頓宮裕真平野佳寿山崎福也中川圭太
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング