ジップラインの命綱切れ少年が12m落下 メキシコ遊園地での恐怖の瞬間に悲鳴
滑車が停止し、ジップラインから落下した6歳の少年。アトラクションへの定期的かつ入念な点検を求める声が上がった。
メキシコの遊園地で、ジップラインを楽しんでいた少年のハーネスが突然切れ、12メートル下まで落下した。下がプールだったためか大きな怪我はなかったというが、落下の瞬間を捉えた映像が拡散され、人々から恐怖の声が上がっている。
『FOX NEWS』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じた。
■美しい遊園地で起こった事故
メキシコ東部に位置するヌエボ・レオン州に、こじんまりとしながらも木々や水路に囲まれた美しい遊園地がある。1980年代まで稼働していた製鉄所があった場所を改造し、観覧車やジップラインなどのアトラクションが人気だ。
そんな遊園地で、このほど恐ろしい事故が起こった。6歳の少年がジップラインに挑戦したところ、突然命綱のハーネスが切れてしまったのだ。
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■浮遊体験ができるアトラクション
ジップラインとは、山や森など自然のなかに架けられたワイヤーロープにベルトとハーネスを装着してぶら下がり、滑車を使って滑り降りるアトラクションだ。
空を飛んでいるかのような浮遊感を味わえる点が魅力だが、スピードがかなり出るため命綱のハーネスは欠かせない。
少年のハーネスが切れる瞬間を捉えたビデオでは、少年の滑車が急に速度を落とし、後ろを滑っていた大人とぶつかってしまう。
しばらく空中で停止している2人に、見ている人々は笑い声をあげているが、次の瞬間少年が落下し、大きな悲鳴が上がった。
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■大きな怪我はなし
落ちた先にはプールがあり、近くにいた観光客が飛び込んで少年を助け出したという。少年に大きな怪我はなかったそうだが、「ジップラインから12メートル下まで落下した」というショッキングな出来事に、心理的ダメージを負ったと報じられている。
現在、遊園地は閉鎖されており、事故が起こった経緯について詳しい操作が進行中だ。
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■入念な点検を訴える声
ビデオでは下にあるプールが見えないためか、動画を見た人々からは「少年が無事だったなんて奇跡だ。本当によかった」「下が本物の川だったらと考えると鳥肌が立つ」などとコメントが寄せられた。
また、命綱のハーネスが切れるという事故を起こした遊園地に対しては非難の声が多く、定期的かつ入念な点検を訴える声が上がっている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)