藤浪晋太郎の“大谷翔平超え”を田尾安志氏が称賛 「本来の力を出せる形に…」
田尾安志氏がMLB初年度勝利数が大谷翔平選手を超えた藤浪晋太郎選手を称賛し…。
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏がオークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎投手について語った。
■藤浪投手を語る
歌手のマダム・レイとしても活動する宏子夫人とともに藤浪投手について語った今回の動画。
田尾氏は藤浪投手が164キロを計測するストレートを投げたことについて「だいたいね、100マイル。100マイルを出せるピッチャーは160キロだから。それを超えるピッチャーはメジャーでもいるけども、評価される」とコメントした。
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■迫力はナンバーワンだった
藤浪投手の投球については「阪神タイガースにいたとき、毎年キャンプ取材でブルペンの後ろで見ているの。10球団ぐらいは見ていたから、それでブルペンで見ていて、1番迫力があったのが藤浪晋太郎なんだ」と話す。
そして「なにが迫力があるかってね。モーションに入って、どーんと投げるときに、自分が打席に立った感覚で見てるわけね。そうすると、うわ怖いなっていう気になる」と田尾氏。
宏子夫人の「それ自分に当てられるってこと?」というツッコミには「コントロールじゃなくて。ストライクが入るとして、それでも体全体で来る迫力。これはいろんなピッチャーを見たなかで、ナンバーワンだった」と振り返った。
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■大谷選手を超える記録に驚き
藤浪投手が5日の試合でリリーフ登板し5勝目を挙げ、MLB移籍1年目時点で大谷翔平選手が記録した4勝を上回ったことに宏子夫人が「大谷くんを超しちゃった」と驚く。
すると田尾氏は「ある意味ね。スピードだけで言ったらもう本当にトップクラスだから。だからそれをコントロールできるかが、藤浪投手の1番大きな課題だったわけね。それが荒れることが減ってきたということだから。そうすると、 彼の持っている本来の力を出せる形になってきたということだね」と解説した。
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■アメリカでも可能性はある
宏子夫人は「藤浪さんもがんばってほしいね」とエールを送ると、「一生懸命練習をする選手なんでね。コントロールがどうなんだろうと、心配はしてましたけど、ここへ来て結果が出だしたんでね」と田尾氏。
続けて「元々は迫力のあるピッチャーだから。アメリカでも可能性はある。コントロールだけでしたから。コントロールさえつけばと。それがつくのかなという。それが解消されつつあるので」とコメントしていた。