災害時など「いざ」に備えて“用意しておくといいもの” 体調を崩した際にも役立つ
警視庁が、災害時などの「いざ」というときに備えて用意しておいたほうがいいものを紹介。意外と忘れがちな人も…。
6日、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターを更新。災害時などに備えて、用意しておいたほうがいいものについて紹介している。
■体調を崩した際に…
同課では、災害時、非常時への備えから、普段の生活における便利なワザまで、幅広く紹介。
この日は、「先日、体調を崩し、寒気が酷くて片付けたばかりの春物を再度出す羽目に」と、体調を崩した際に服装に困ったことを振り返る。
続けて、「いざ災害時、避難先など慣れない環境下では体調を崩しやすいもの。体は丈夫な私ですが、『いざ』に備え、季節を選ばない衣服を非常持出袋等に入れておく必要性を改めて感じました」と説明。「教訓:天災(病気?)は忘れた頃にやってくる」とつづった。
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■機能性ウエアも普及
四季のある日本では、冬物と夏物の服を入れ替える「衣替え」が一般的だった。
しかし近年では衣服の機能が進化したこともあり、速乾性や保温性にすぐれ、1年じゅう着回せる機能性ウエアやインナーも普及。通年で着られる服を準備しておけば、非常時にも役立ち、出し入れする手間もかからないなど利点は多いようだ。
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■ユニクロが調査
ちなみに、アパレル大手のユニクロによる調査では、災害時に備えて服装を準備している人は14.7%という結果に。
同社では、長袖や半袖のシャツ、下着、靴下などに加えて、就寝時や作業時に着られる伸縮性のあるルームウエア、軽量でコンパクトなアウターなどを用意しておくように呼びかけている。