YOSHIKIが大絶賛した駅ナカの激安パン店 そこには「商品名詐欺」な一品が…
東京・蒲田にある小さなパン屋さん「1.2.3クラブハウス」。そこには商品名と実物のギャップが違い過ぎる名物パンが…。
羽田空港が位置する東京・大田区。同区イチの繁華街が蒲田なのだが、その玄関口・JR蒲田駅と東急蒲田駅を結ぶ連絡通路に小さなベーカリー「1.2.3CLUB HOUSE」(1.2.3クラブハウス)がある。そこにはあのYOSHIKIをうならせた名物パンが…。
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■「10000円払っちゃいます」
バナナマンとサンドウィッチマンがレギュラー出演しているトークバラエティ『バナナサンド』(TBS系)。
5月30日放送回では世界的人気を誇るアーティスト・YOSHIKI(X JAPAN)が登場し、全員で激安グルメの値段を予想する企画「目指せ1000円食堂」が行われた。
その際、登場したのが「1.2.3クラブハウス」のコロッケパン(税込291円)。手のひらより一回り大きいコロッケのサイズに驚嘆したYOSHIKIは「10,000円って言われたら、10,000円払っちゃいます、僕」とその驚愕コスパを称賛していたのだった。
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■メンチカツパンをゲット
そんなYOSHIKIが絶賛したコロッケパンを求めて「1.2.3クラブハウス」に向かった。放送後とあり反響が大きいのか、お店のスタッフさんは「コロッケパンは売り切れなんです。すみません…」と陳謝したあと「メンチカツパンならありますよ。サイズもほぼ一緒だし、こちらも人気。残り一つです!」と案内してくれた。
見るとこちらも信じられない巨大サイズ。はみ出しているとかのレベルではなく、超巨大なメンチカツをかろうじてパンが挟んでいる代物だ。このメンチカツパン(税込378円)を購入し、自宅に帰った。
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■コスパ最高だな…
自宅で改めて計測するとサイズは横幅22cm、厚みは3cm程度あり、通常のメンチカツ3つ分はゆうにある。ソースがすでにかけてあるが到底足りず、付属のソースをかけて食べるのだ。このまま食べても美味しいが、記者はオーブントースターでメンチカツだけ再加熱し、表面をサクサクに仕上げた。
ソースをかけてパンに再び挟みかぶりつくと、ひき肉のウマさが引き立っていてじつにウマい。パンもフワフワで相性抜群。これで378円。大のオトナでも一つ完食すれば大満腹の量。最高である。
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■逆詐欺じゃん、その商品名…!
しかし、一点だけ理解できない点があった。その商品名である。このメンチカツパン、店では「控えめンチ」というダジャレのような正式名称が値札に書かれていたのだ。
…どう考えても、控えめ要素はなく、完全に商品名が逆詐欺。そして、その値札には「店長の下から目線」「極薄利超多売主義」とも。そんな遊び心と、商品者思いのコスパ設定。そこに同店が愛され続ける理由がありそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)