“ゲームの取説”の現在の姿に「悲しい…」 一部のゲーマーの間ではジェネレーションギャップも
「ゲームの取説」が話題に。なくなってしまったことに対して「悲しい」との声も。
7日、ツイッター上では「国語の教科書」がトレンド入り。これに併せて「ゲームの取説」が話題となり、ゲーマーの間で反響が寄せられている。
■「ゲームの取説」が話題に
6日、ツイッター上ではとあるユーザーが投稿した「Twitterの説明をするのに『字がそこにあると読んでしまう人向けSNS』と言ったら『こわい…そんなのある…?』と言われた。この隔たりは結構でかいぞ」というツイートが話題に。
この投稿に対して、また別のユーザーが引用リツイートをして反応。「twitterには『幼少期にスーパーのとんかつソースの成分表を読んでいた人』『小学校の国語の教科書を授業より先に読んでいた人』『ゲームの取説を最初から読む人』が集結していると思ってる」といった意見があがっていた。
これを受け、「国語の教科書」がトレンド入りを果たしていたが、一方でゲーマーの間で「ゲームの取説」が話題を呼んでいた。
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■「ゲームの取説」にジェネレーションギャップ
今回、「ゲームの取説」が話題になった理由は、一部のゲーマーの間でジェネレーションギャップが発生したことが一因となっているようだ。
「ゲームの取り扱い説明書」といえば、ゲームカセット等を開くと大抵左側に付属されていた小冊子だ。ゲームの操作方法はもちろん、昔の作品であればゲームに登場するキャラクターの性格やプロフィールなど、小ネタが紹介されていることが多く、上で『小学校の国語の教科書を授業より先に読んでいた人』に並んで『ゲームの取説を最初から読む人』も紹介されていたのだと思われる。
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■ファンからは「さみしい…」
しかし、近年発売されたゲームではまず「ゲームの取り扱い説明書」が付属しておらず、操作方法が作品内のチュートリアルで説明されてしまったり、ヘルプ画面等で確認できる仕組みになっているものが多い。そのため、一部の若い年代のゲーマーらは「ゲームの取り扱い説明書」の存在をしらない人もいるようだ。
これに対してネット上では「昔のゲームの取説って読んでると子供心にめちゃめちゃワクワクしたので隅々まで読んでた…」「今のゲーム紙の取説ないのさみしい…」といった反響が寄せられている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)