駅ナカで見つけた「超巨大食パン」 値段を見たその刹那、記者に電流走る…
蒲田駅で見つけたパン屋さん。そこで売っていた重量1kgにも及ぶ超巨大食パンは「220円」という衝撃価格。それは食パンバトルの火ぶたが切られた瞬間でもあった…。
セレブ芸能人として知られるX JAPAN・YOSHIKIがそのコスパに衝撃を受けたというベーカリー「1.2.3CLUB HOUSE」(1.2.3クラブハウス)。sirabeeでは同店が誇る“真の名物”をまだ紹介していなかったので、改めてレポートしたい。
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■YOSHIKIを感動させたコロッケパン
東京・大田区イチの繁華街・蒲田。その駅ナカにあるのが1.2.3クラブハウスだ。蒲田のほか、横浜、川崎、溝口と神奈川県の東京寄りに3店舗を展開していて、運営しているのは千葉・流山にある大正14(1925)年設立の小菅製パンである。
5月30日に放送されたバラエティ番組『バナナサンド』(TBS系)では、ゲスト出演したYOSHIKIが同店の超巨大コロッケパンを見て驚嘆。税込291円の商品にも関わらず「10,000円って言われたら、10,000円払っちゃいます」と絶賛し話題を呼んだ。ちなみにサイズは横幅22cmもあった。
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■真の名物はコレだ…!
そんなサイズ感が異次元クラスの「1.2.3クラブハウス」を語る際、絶対に触れないといけないのが「3斤食パン」だ。3斤の食パン…重さは1kg近くあり、値段は写真にあるよう税込237円。めちゃくちゃ安い。
スーパーなどで見かける普通の食パンが1斤が200円前後ということを考えると、かなりハイコスパなことがわかるだろう。まさにパンメーカー直営店だからこそ実現した価格なのだ。
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■パンとの格闘が始まった…
この3斤食パン、同社HPを見るとコスパのコの字も書かれておらず、ただ「切る手間を省いた一本商品(3斤分)とても人気です!」と記されているだけで、むしろ「切るのが手間だったので、3斤そのままの形で売ってる」とも読める正直な説明が。なんて潔いメーカーなんだろう。
早速買って帰った記者は、厚さ3cmほどの「超極厚」にカットしトースターで1枚焼いてみた。表面のサクサク感、そして中身のもちっと感が大変ウマく、ボリューム感も最高。1枚で腹いっぱいになり「これは毎朝の朝食が楽しみだ…!」と心底喜んだのである。
しかしだ…。おそらく毎朝1枚ずつ食べたとしても2週間ほどはかかりそうな量。きっとその間に賞味期限を迎えてしまうだろう。そこでコストコで鍛えたスキルを駆使し、1/3(1斤分)を保存用としてカットした上で冷凍庫に、1/3は毎朝食べる用として冷蔵庫に、そして残った1/3をどうにか調理して食べ尽くしてやろうと考えた。
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■フレンチトーストにすると最高でした…
その1斤分をどうするか相当悩んだが、冷蔵庫に卵と牛乳、はちみつがあったため、フレンチトーストにすることにした。冷蔵しておけば数日もつし、そもそも咀嚼回数を減らせるのでガンガン消費できる。
卵と砂糖、牛乳をミックスした卵液に、小さくカットした食パンを浸し、フライパンにバターをひいて焼いていく。これはいい感じ。こうして昼飯やおやつにぴったりな一品が完成したのだった。
3斤は一人暮らしにはだいぶ量が多いが、工夫次第で食費を抑える超節約フードになると実感。近くに寄った際はぜひ一本買ってみよう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)