開閉が自由自在な「蛇口」の作り方を警視庁が紹介 簡単なのにスペック高すぎ…
水を“極力無駄にしない”ペットボトルを使った簡易蛇口の作り方を警視庁警備部災害対策課が紹介。この夏、レジャーや子供の自由研究など役立つこと間違いなしだ。
11日、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターを更新。災害など水道が近くにないときに使える簡易蛇口の作り方を紹介し、優れた機能に反響が集まっている。
【画像】ペットボトルで作る不思議な蛇口、夏休みの自由研究にも
■ペットボトルで作れる
飲料だけでなく手洗いや食器などの洗い物、そしてトイレや風呂など生活に必要不可欠な“水”。災害時には水道が止まるなどで供給に限りがある場合もあり、できるだけ無駄にしたくないだろう。
しかし水道がないとなると、例えば1人で手を洗うときはペットボトルなどを使って片手ずつ洗うなど、勿体ない水の使いかたになりがちだ。そんなときに役に立つ“手作り蛇口”を同課が紹介している。
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■開閉が自由自在で便利
使用するものはペットボトル(蓋あり)と目打ちなどの先端が尖ったもののみ。
まずペットボトルの下のほうに直径2~3ミリほどの穴を開ける。そしてその穴を指で押さえながら水を入れ、その状態で蓋を閉めれば手作り蛇口の完成だ。
台などの上に置き、指を離しても水は流れ出ず、出したいときはキャップを緩めるだけといった高機能で、これならば1人でも両手を使うことができて、大量の水を消費することも回避できる。
これから子供たちが夏休みを迎える時期でもあり、「『なぜ穴から水が漏れないの?』簡単に作れる上、物理の勉強にもなりますので、お子様の自由研究にも是非!」とのことだ。
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■「これは使える」「覚えておこう」
ちなみに使用しないときは穴を上に向けてペットボトルを横にすれば完全に水漏れを防ぐことも可能。
貴重な水を無駄にしないライフハックにユーザーからは「これは使える!」「素晴らしい!!」「これいいな。覚えておこう」と、簡単ながらそのスペックの高さにも称賛の声が。
実際に災害時この方法を使ったというユーザーからは「かなり助かりましたよ」との感想も寄せられた。
また、水道が離れたところにある場合などにも便利なため、「キャンプのちょっとした小物(汚れたペグとか)、海水浴のビーサン洗いとかに活躍しそう」と普段使いだけでなく、この夏レジャーにも役立ちそうだ。