松村沙友理、俳優業で悔し涙 本当の自分探し「すんごいしんどい時期だった」
『超個人的フルコース』で松村沙友理の半生を回顧。俳優業に挑戦した彼女の苦悩が明かされて…。
11日深夜放送『超個人的フルコース』(フジテレビ系)に乃木坂46の元メンバー・松村沙友理が登場。俳優の顔を持つ彼女の「芝居に関する苦悩」が明かされて話題を集めている。
■超個人的な料理
ゲストの関係者に「ゲストとの思い出が詰まった料理」を調査、ゲストのためだけに「超個人的なフルコース」を振る舞う同番組。フルコースで提供された思い出の料理からゲストの知られざる一面・エピソードを紐解いていく流れとなっている。
今回は、アイドルグループ・乃木坂46を卒業し、俳優・タレントとして活躍する松村がゲスト出演し、彼女の原点となる超個人的な料理を堪能していった。
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■大変な時期
VTRに出演した親友の俳優・宮本茉由は「自分が苦しい場所とか悲しいところを見せないで、いつも周りが笑顔になるようにって考えて生きてる子なんだろうなって思います」と松村を評価。
乃木坂卒業間近、2021年に公開された映画『ずっと独身でいるつもり?』の撮影時に「(松村が)スゴく大変な時期だったっていうのを聞いて」と吐露する。
そこから同作のふくだももこ監督が登場。「りんご(松村)演じるミホって女の子がパパ活しているシーンで食べたステーキ」を松村の超個人的な料理として紹介した。
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■アイドルと本当の自分
「悔しさの塊の肉じゃないかな」とふくだ監督は回顧。「現場入ってもまだ(役を)掴みきれてなくて、スゴい悔しいんやろなっていうのはめっちゃ感じてました」と振り返り、撮影現場となった飲食店の廊下にいた松村が悔し涙をこぼしていたと明かす。
これまでのアイドルとしての顔ではなく、「本当のあなたが見たい」と監督に指示された松村。どこか演じてきた「さゆりんごとしてのアイドルの自分」ではない「本当の自分」を表現する難しさに苦悩していたと解説される。
その苦悩を乗り越え、この撮影中に一皮むけた松村に対し、監督は「いままでとは明らかに違うというのは超感じました」と惜しみない称賛を贈った。
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■視聴者も好意的
監督の出演したVTRに泣き笑いしながら、松村は「これ食べた記憶全然ない」と吐露。「すんごいしんどい時期だった」「『本当の私ってなに?』ってなっちゃったんですよ」と当時の心境を語った。
涙ながら、うれしそうに当時の思い出を熱弁した松村。視聴者からは「映画ももう1回見たくなったな」「現役時より正直すこ」「頑張り続けるさゆりちゃんみて私も頑張ろって思えました!」といった好意的な意見が殺到している。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)