『あらびき団』が深夜30分番組で帰ってくる! 東野幸治&藤井隆「見れば悩みがアホらしく」
深夜の30分枠に舞い戻ってきた『あらびき団』。ゲストなし、あらびきすぎるパフォーマーたちに東野&藤井も困惑!?
東野幸治(番組内での呼称・ライト東野)と藤井隆(同・レフト藤井)がMCを務め、“あら削り”な一芸を持ったパフォーマーを紹介する“伝説”のネタ番組『あらびき団』(TBS系)が、この夏も帰ってくる…!
画像をもっと見る
■今年はまさかの「深夜時代」に回帰!?
2011年に終了したレギュラー放送時代に原点回帰し、深夜・30分枠・ゲストなしで行われる今回の「『あらびき団2023夏』~みんなで笑おう!真夏の2週連続30分SP~」。あらびきスターやこれまで特番に出ていたパフォーマーに加え、本当に無名かつあらびきすぎるパフォーマーが続々と登場する。
記者はありがたいことに収録を一部見学させてもらったのだが…夢に出そうなネタばかりだった。その晩はしっかりうなされた。
そんな濃すぎるパフォーマーを一気に見たライト東野&レフト藤井が、その魅力&ヤバさを存分に語ってくれた。
関連記事:東野幸治、浜田雅功の還暦祝いのお返しに「恐ろしい」 中身にファン興味津々
■TBSは…
―――今回の放送決定を聞いたときの感想は。
東野「去年、何度か『あらびき団』をいろんな時間帯でやらせていただいて、勝手にTBSのお笑いやバラエティに貢献してるって思ったんですけど…『あ、そうじゃなかったんだな』って(笑)。まさかの深夜30分、2週連続。逆に言うと、深夜時代の『あらびき団』をまた楽しめる。実際やってみたら、至ってシンプルな『あらびき団』だったなって思って…今(収録が)終わったんですけど、なんかもう楽しくて。笑いすぎましたね」
藤井「今日ここに来るまで2週にわたって30分って知らなかったんで…台本見て、めっちゃ笑いました。すごいスタイルだなと思って(笑)」
東野「TBSに一瞬イラっとしたけど『いや違う、吉本がTBSにお願いして 30分×二夜を獲得してくれたんだ!』って。TBSさんに『ほら言わんこっちゃない。『あらびき団』なんかやらんでよかったやろ!』って思われたらいけないから、プレッシャー半端なかったです」
関連記事:西野亮廣、中田敦彦の騒動で“東野幸治評”に注目 「被害者全員で声を」
■悩みがアホらしくなり、寝れなくなり…
―――お願いして手に入れた『あらびき団』、お二人のおすすめの「鑑賞方法」は?
藤井「地上波で、夜に『あらびき団』をお楽しみいただいて、そこから先はTVerで繰り返し…『昼間見ても本当に笑えるんだろうか』と」
東野「風邪引いた時、体調悪い時に見て、ほんまに面白いかとか(笑)。一夜目が往年の『あらびき団』だったんですけど…二夜目、気が触れてました」
藤井「破壊衝動が集まって、すごい『ゴーン!』ってなったんですよね。清々しかったですよね、なんか」
東野「これで最終回でええんちゃうの? ってくらい。あ、終わったなみたいな感じでしたよね。一夜目を見て『あらびき団』わかって笑った上で、二夜目。みなさん、それぞれが自爆してほしい」
藤井「どうでもいい! ってなれるってこんなに楽しいのかって」
東野「ぶっ飛びすぎてて、自分の小さな悩みがアホらしくなってくる。ついつい笑ってしまう。ベッドに入って寝る。寝ながらずっと(ネタや歌が)ループする。目がギンギンに冴える。寝られへんくなる。体調悪くなる。朝方、からえずきする。でも仕事行く…。それが生きる! みたいな(笑)。これが『あらびき団』の正しい見方なんかなって思いましたよね」
関連記事:鬼越トマホーク、二重人格だと思う吉本の大先輩は… 東京では「仮の姿」
■「TVer」連呼の理由、それは…
―――…むしろ二週に分かれてよかった感じですかね?
藤井「二夜連続とか二週にわたってとか、こっちが勝手に言ってるだけのこと。今はTVerでご覧いただいてる方もすごく多いので。昔はビデオやハードディスクに録画していただいたと思うんですけど、今はTVerで何度も気軽に見ていただける」
東野「…それ、すごい台本にも入ってるんですよね。『TVerで見てほしいですよね』『TVerの再生回数って大事ですよね』とか、刷り込みみたい(笑)。第一夜見てください! こんなセコい手やんねやっていう」
藤井「いや、僕も恥ずかしいですよ、そりゃ。なんとか記事に『TVerで』って書いていただこうと思って、ねじ込むように自然な顔して言ってますけど…(取材陣に向け、真剣な顔で)お願いしますよ!!」
「モクバラナイト『あらびき団2023夏』~みんなで笑おう!真夏の2週連続30分SP~」は7月20日・27日深夜24:28より放送予定(※一部地域を除く)。
・合わせて読みたい→鬼越トマホーク、二重人格だと思う吉本の大先輩は… 東京では「仮の姿」
(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)