あす公開のジブリ新作、タイトル知ってる? “宣伝しない宣伝”が話題「手のひらで転がされて…」
ジブリの新作映画が14日の公開を前に、一切の前情報がないことが改めて話題に。逆に興味を持って「手のひらの上で踊らされている」との声も。
宮崎駿監督による10年ぶりの新作となるスタジオジブリの映画『君たちはどう生きるか』が、あす14日より公開される。ツイッターでは、公開前日となっても、ほぼ一切の情報がない“宣伝しない宣伝”に改めて驚きの声があがっている。
■あらすじ、キャストは一切不明
『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督が子供時代に感銘を受けた同名小説からタイトルを借りたものの、内容は小説とは違う完全オリジナルのストーリーだという。
新作映画の公開前には、予告映像や事前情報の公開、テレビCMや試写会イベントなどで大々的に宣伝するのが一般的だ。
しかし今作については、鈴木敏夫プロデューサーの発案で、広告、特報や予告映像を一切公開しないという方針に。明らかにされているのは映画の公開日とタイトル、謎の鳥のような絵が描かれたポスターのみとあって、あらすじやキャストなどの詳細は全く分からない状態となっている。
関連記事:ジブリ宮崎駿監督、人類が解決できない「永遠の課題」をあっさり回答 ネット上沸く
■「知らなかった!」と驚く声
この“宣伝しない宣伝”は、メディアでもたびたび取り上げられるなど話題となったが、公開前日となったこの日、ツイッターでは、「ジブリの新作」のワードがトレンド入り。
ユーザーからは、「あまりにすべてを秘しすぎた結果、大多数の一般人は『ジブリの新作があすから公開』ということすら知らないんですが」「ツイッタラー以外の人類、『君たちはどう生きるか』があす公開どころか、ジブリの新作ということ自体知らない可能性がある」と指摘する声があがった。
実際に、「この頃このタイトルよく聞くなと思ってたらジブリの新作なのか…公開のこと全然知らなかった!」と驚く人も見受けられた。
関連記事:兼近大樹、師匠・又吉直樹との共演に大喜びで 「モニター見ずに後頭部を凝視」
■「手のひらの上で踊らされている」
その一方で、何の情報もないことについて「広告の仕方は結構好き。今は事前情報多すぎて見る前からああだこうだ分かっちゃって面白みに欠ける」「SNSでバズる時代だから、逆にそれが良い宣伝だったりするかも」「前情報全くないから謎過ぎて逆に拡散されてる」と評価する声もみられる。
さらに、「予告も声優発表もなし、つまり公開されたら全部出ちゃう! ネタバレ前に見たい…」「どうせなら一切のネタバレ食らわずに見たい」「これだけ前情報がないと逆に気になって見たくなってきている…鈴木敏夫の手のひらの上で踊らされている…」と興味を持つ人も。
関連記事:有吉弘行、映画のオシャレ過ぎる宣伝グッズに困惑 「オシャレ過ぎて…」
■すでに座席予約した人も
ファンの中には、すでに初日を予約したという人も多いようで「座席予約しちゃった」「初日の座席予約しておいた」「座席予約は済ませた」との報告が。
「ジブリ新作予約ページ開いたら、すでにガチ勢たちが真ん中の席全部押さえてた」「初日は全部の時間半分以上埋まってた(笑)」と、根強い人気に驚く声もあがっている。
・合わせて読みたい→有吉弘行、映画のオシャレ過ぎる宣伝グッズに困惑 「オシャレ過ぎて…」
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)