任天堂、14日からインディーゲームのセールを実施 ゲーマー記者オススメ作品3選を紹介 無料で遊べるゲームも…
Nintendo Switchでは現在インディーゲームのセールを実施。今回はゲーマーな記者のオススメ作品を紹介したい。
14日から任天堂ではインディーゲームのセール「Nintendo Switch インディーゲーム セール」を開催。そこで今回セールになる作品の中から、記者が独断と偏見で選んだオススメ作品を紹介していきたい。
■王道ADV作品『Eastward』
まずは2021年9月にNintendo Switchで配信された王道ADV作品である『Eastward』だ。通常2,800円のところ今回のセールで40%オフの1,680円となる。同作は、『ゼルダの伝説』ライクなピクセルアートで描かれた作品。
「タタリ」と呼ばれる瘴気が世界中に広がり、生き残った人々は地下に村を作りながら生活する世界観で、無口で心優しい男「ジョン」と不思議な力を秘めた少女「珊(サン)」が冒険を繰り広げる…といったストーリーだ。
記者は同作をプレイ済みなのだが、クリアまで約40時間とインディーゲームの中ではかなりボリューミー。他の作品ではなかなか味わうことのできない荒廃的な世界観や、一筋縄では行かない難易度のダンジョン攻略など、かなり遊びごたえのあるゲームとなっている。ちなみに記者は、同作の進めば進むほど重々しくなるストーリーがめちゃくちゃ好きだった。
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■農業スローライフ『Stardew Valley』
日々の忙しい生活に疲れた人には『Stardew Valley』がオススメ。通常1,480円のところ今回のセールで32%オフで999円となる。同作は、カントリーライフRPGで、農業から釣り、採集活動、冒険に恋愛など自由度の高さが特徴的なゲームとなっています。ただ、冒険における戦闘シーンや恋愛に関してはかなり大味なのだが、記者的にはその大味な感じも魅力のひとつに感じた。
また、ゲーム開始と同時にたいした説明もなく、農場に放り出されてしまうため、この手のゲーム初心者の場合なにから始めていいか悩む人も多いかもしれない。だが、これを悩む部分も楽しさのひとつ…と思って、試行錯誤するといいだろう。
ちなみに記者は『Stardew Valley』を他のゲームとの間にサクッと遊ぼうと思っていたのだが、想像以上にハマりすぎてしまい100時間近く遊んでしまった。時間がドンドン溶けるタイプの作品のため、時間に余裕があるときに遊ぶことをオススメしたい。
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■最大8人で遊べる『Gang Beasts』
最後に大人数で遊ぶときに便利な作品を紹介したい。まず、Theインディーゲーのフニャフニャバトルを繰り広げる『Gang Beasts』だ。通常2,499円のところ今回のセールで60%オフの999円となる。
最後の1人になるまでステージに残ったものが勝者…とルールは簡単なのだが、問題は操作性。コンニャクのように フニャフニャとした体を上手く操り、相手を倒していく。最大8人まで同時に対戦できるため、大人数で集まったときにオススメな作品と言えるだろう。
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■「いっせいトライアル」で最高の感動作品
ちなみに、任天堂では現在、対象ソフトを期間限定でまるっとすべて遊ぶことのできるNintendo Switch Online加入者限定イベント「いっせいトライアル」にて、『紙がない!』、『Storyteller』、『7 Days to End with You』の3タイトルが遊ぶことが可能。
中でも記者のオススメ作品は『7 Days to End with You』だ。同作は、目覚めたときに傍にいる知らない言葉を話す女性と7日間を共にし、女性の話す言葉を解読、そして謎を解き明かすアドベンチャーゲーム…という言語解読ADVとなっている。様々な場所を探索し、手がかりを見つけ、ついぞ言葉の解読ができたとき、ストーリーの全貌がわかるという仕組みなのだが、解読できたときの感動と女性が話している内容の感動が最高なので、ぜひこのタイミングで遊んでみてもらいたい。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)