大谷翔平の移籍先をめぐり「1つ問題があって…」　高木豊氏が指摘

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が14日、自身の公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』に出演。MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の移籍について語った。

【動画】大谷選手の移籍について語る高木氏

■ヤンキースとドジャースが動く？

今オフにFAとなる大谷選手。トレード期限が8月1日（日本時間2日）に迫る中、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースが獲得に動くのではという報道も。

高木氏的には、ドジャースのほうが「似合う」と言い「西海岸のほうが似合う、気候的にも。彼の明るさから言うとドジャース。ドジャースのユニホームのほうが合いそうな気がする」と語る。

一方、ヤンキースに移籍した場合、DHの席をめぐり問題が起きる可能性があるという。

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■DHの席を空けなければ…

「1つ問題があって。（アーロン・）ジャッジがけがして離脱したりしてるけど、治ったときに守備につけませんって言ったら、DHを空けなきゃいけない」。

DHは、故障者や故障しやすい選手のための席だと説明。エンゼルスは「大谷中心のチーム」のため大谷選手がDHで出場しているが、ヤンキースとなれば別で「そこに大谷が行くことによって、故障者が上がってきてもDHに入れないってなると、問題が起きそうな気もする」と指摘した。

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■「職を奪われそうなところは行かない」

その上で、大谷選手は「自分の職を奪われそうなところには行かないような気がする」と高木氏は推測。

「俺はヤンキースよりもドジャースのほうがいいような気がするな、街も空気も。どっちに住むかって言ったら俺はロサンゼルス。あの気候とあの空気感。大谷もそういうことは大事にしそうな気はする」と最後までドジャースを推していた。