大谷翔平はヤンキースなら70本打てる? 元中日・川上憲伸氏が独自分析
川上憲伸氏と谷繁元信氏が大谷翔平選手についてトーク。先に辞めるのは「投手か野手か」の議論も。
元中日ドラゴンズ選手の川上憲伸氏が谷繁元信氏のYouTubeチャンネルで、エンゼルス・大谷翔平選手について独自の見解を示した。
■大谷選手についてトーク
中日ドラゴンズでバッテリーを組んでいた川上氏と谷繁氏が今季前半戦の大谷選手についてトークした今回の動画。
谷繁氏は「もう解説できる域を通り越しているというか」とポツリ。アトランタ・ブレーブスに所属した経験を持つ川上氏も「もうそういうレベルじゃないっていうか。想像以上の想像以上の想像以上の、もうわけがわからない」と解説した。
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■トラウト選手にプレッシャー?
さらに川上氏は「僕、いつも思うんですよ。(同僚の)マイク・トラウトってメジャーを代表する、MVPも取る、すごいバッターじゃないですか。あれがかわいそう」と指摘する。
続けて「トラウトはかなりプレッシャーじゃないかなって。普段ピッチャーもやったり走ったりする選手が、簡単にホームランとか打つわけじゃないですか」と話す。
そして「ピッチャーは日本人でひょっとしたらああいう感じでできる人はいるのかなと。ダルビッシュとかもそういうレベルだと思うんですよ。だけど、バッターで言ったら無理ですよね? アメリカのなかでも無理じゃないですか、今までで」とコメントした。
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■ヤンキースにいたら70本?
川上氏が「去年、アーロン・ジャッジがMVPを取ったじゃないですか。ジャッジと大谷を比べると…」と指摘すると「比べようがないと思うよ」と谷繁氏。
続けて「大谷がもし、打つだけだったら、ジャッジを超えると思う」と指摘する。すると川上氏は「ジャッジがあのエンゼルス打線に1人ポツンといたら、バッテリーからしたら、それに集中できるわけじゃないですか」と語る。
そのうえで「去年は大谷しかない状況でしょ。逆に去年大谷がヤンキースの打線にいたら、ヤバイことになっているんじゃないか。70本くらい(打っていたかも)」と笑った。
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■先に辞めるのは…
その後話題は将来的に大谷選手が投手と野手の「二刀流のどちらを先に辞めるか」に。
谷繁氏は「俺はピッチャーだと思う」と指摘し、川上氏も同調する。そして「彼もある意味、そういうところにこだわりがあって、ピッチャーだけ最後にやりたいとか」とコメントする。
続けて「僕らじゃ考えつかないことを今までやってきているから」と元プロでも大谷選手の将来は読めないことを明かしていた。