セリアで買える工作キットがすごすぎた… レベルが高すぎて大人でも悪戦苦闘
セリアで自由研究キットが手軽に買えるのだが…大人でも発狂するレベルの難易度!?
学研キッズと10年以上に渡ってコラボするなど、意外にも「自由研究」に強いSeria(セリア)。夏場になると毎年専用コーナーが作られているのだが…ちょっとレベルがおかしい。
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■こんなものまで!?
セリアの商品を使って自由研究に挑戦できるアイディアもたくさん用意されているのだが、最も手軽なのは自由研究用の「工作キット」を購入すること。
日時計や顕微鏡など、面白そうなものが並ぶ中で…
まさかの「テンセグリティ」。なにそれ。
テンセグリティ(tensegrity)とは「Tension(張力)」と「Integrity(統合)」の造語。糸の張力によって自立することで、構造物が宙に浮いているように見える…という仕組みだそう。
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■めちゃくちゃ難しいんだが…
組立方法を見る限りではプレートから取り外したパーツに、糸を決められた長さで結んでいくだけ…のシンプル作業なのだが、これが思いのほか難しい。
不器用を極めている記者は、初手の「約2.5cmの長さで固結び(2回)します」で心が折れたため、家族にバトンタッチ。
最初は余裕そうな表情を浮かべていたのだが、11.5cm×4で雲行きが怪しくなってくる。どこをどう結ぶのか、紐の長さをどう調整するのか、そもそもどのパーツを使うのか…大人ですら悪戦苦闘。
「これ、むずすぎん?」「小学生無理では?」「紐ほどけてきたし…」と声が漏れる。それでもなんとか完成!
したと思ったが、崩れ落ちていくテンセグリティ(仮)。糸の長さがしっかり揃っていないと張力が働かず、自立してくれないのだ。これぞ…自由研究…!
「小学生とか、絶対すぐに『これお父さんやって〜』って言うじゃん…」と嘆きが漏れる。残念ながら、今すでに起きている。
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■ようやく完成…!
悪戦苦闘すること20分〜30分、完成したのがこちら! おお、たしかに浮いている。完成後に余った糸を切れば、より見た目がきれいになるはず。
真横から見た図がこちら。少しくらい歪んでいるのはご愛嬌だ。糸を変えてみたり、もっと長くしてみたり…このキットを元にして応用すれば、立派な自由研究になりそう。
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■工作が簡単なものも
…もちろん、こんなにめちゃムズなアイテムばかりではない。
こちらの「3D投影機工作キット」は、ネジやドライバーまで入っていて一見めんどくさそうだが…。
パーツを指示通りにはめていき、ネジで締めるだけのシンプル構造。2種類のパーツをフレームに交互に差し込み、
中に透明なプラスチックシートを入れたら、反対側もはめていく。しっかり奥まで入れるため、体重をかけて押し込んでいく。
その後は8つの角にネジを締めて完成だ。
…付属のドライバーは驚くほど使いにくかったため、自宅にプラスドライバーを持っている人はそちらを使ったほうがよさそう。
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■亀が浮かび上がった…
あとは下に、3Dホログラム用の映像を流したスマホをセットするだけ。おお、亀が浮かび上がってみえる…。
これは鏡に物が映る原理を応用しており、逆ピラミッド型のプラスチック板のみでも可能。このキットは木枠をつけたことで、より安定して見られるようになっている。
他にも「天秤はかり」や「ペリスコープ」など、ちょっと変わった実験を手軽に楽しめる、セリアの工作キット。毎年、夏休みに入るとあっという間に完売してしまうため、気になる人は早めにチェックしてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)