西川貴教、滋賀ふるさと観光大使就任秘話を語る 「売り言葉に買い言葉で…」
『ボクらの時代』に滋賀県出身の西川貴教が出演。滋賀ふるさと観光大使の彼がこの大役を任された経緯を明かし…。
16日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)に人気ミュージシャン・西川貴教が登場。地元・滋賀県のふるさと観光大使を務める彼が、その就任裏話を語った。
■滋賀県出身の3人
繋がりのある3人のゲストが集まり、自由なトークを展開していく同番組。今回は滋賀県出身の西川とお笑いコンビ・ダイアンがゲスト出演し、仕事や私生活の話題で盛り上がる。
冒頭、「なにからね…」と話すテーマを探る西川に、津田篤宏は「いやいやいや、同じ…同郷の」と滋賀県出身という共通点があると主張。西川は「無理やりじゃない? なんか。3人集まられへんかったから、ダイアンやったら2人おるし」と数合わせで無理やり集められた3人だと自虐気味に分析した。
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■西川の滋賀愛
西川は、2008年に初代「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、琵琶湖で大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を開催。長年に亘る功績が評価され、2020年には滋賀県文化功労賞を受賞している、県の顔ともいえる有名人だ。
滋賀愛の強い西川だが、その根本には家族や親族の影響がある。父親が県職員、親族も地元の教育者などで、周囲が滋賀に根付いているなかで「僕だけ全然地元のことをしてない」との負い目があり、余計に地元愛が強くなったと匂わせた。
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■ふるさと観光大使に就任
「琵琶湖」が有名だがそれ以外の代名詞がない滋賀のため、県内でイベントを積極的に開催している西川。そこから「僕がなるまで、滋賀県にふるさと観光大使の制度がなかったのよ」と触れていく。
当時の県知事とインタビューをした際に熱くなり、「ああしてください、こうしてください」と滋賀県を盛り上げる策を提案。県知事から「そんなに言うんやったら、そういう制度を作ったらなってくれるんですか?」と観光大使を打診される。
売り言葉に買い言葉で「やったりますよ」と答えたところ、その春にはふるさと観光大使制度が認められ就任。半年で「イナズマロック フェス」を立ち上げたと熱弁した。
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■観光大使になりたい
それ以降、ふるさと観光大使を務める西川に、津田は「そろそろな、もう1個上がってもらって。観光大使の役を我々に(譲ってほしい)」と嘆願。
西川は「もちろん、やってもらえるんやったら」とうなずきながらも、「そのためにはもうちょっとね、レギュラー(番組)を増やしてもらって。帯でちゃんとね、取れるようになったりとかさ」とふるさと観光大使を継ぐにはまだ早いと暗に釘を差した。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)