猛暑日に白い手袋つけた男性、その正体にゾッとした 「危険な理由」が恐ろしすぎる…
真っ白なグローブを装着した腕の写真、と思いきや…。その驚きの正体に、多数のツッコミが寄せられている。
連日、地獄のような暑さが続く昨今。高気温ももちろん驚異だが、日差しの対策も怠らないよう、万全の注意を払いたい。
現在ツイッター上では、日差しの恐ろしさを物語る「衝撃的な写真」が話題となっているのをご存知だろうか…。
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■「真っ白なグローブ」と思いきや…
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・とりがらさんが投稿した1件のツイート。
こちらの投稿には、とりがらさんの左腕が写った写真が添えられており、真っ赤に日焼けした腕部分と、白いグローブの色の対比が印象的である。
しかし、ツイート本文を見ると…そこには「真昼に3時間バイクに乗っただけなのにこれ。いかに自分がふだん外に出てないかが分かる。バカ痛え」と、衝撃的な事実が記されていたのだった。
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■「半袖は危ない」と忠告も
そう、こちらは白いグローブでなく、グローブを装着していたことで日焼けを免れた「白い手」である。ツイート本文には「ふだん外に出てない」とも書かれているが、昨今の日差しの強烈さを雄弁に物語るワンショットと言えるだろう。
衝撃的なツイートは投稿から3日足らずで9,000件以上ものRTを記録し、他のツイッターユーザーからは「こんなクッキリ日焼けするのか!」「自分も全く同じ日焼けしてます!」「真夏にバイク乗ると、こうなりますよね…」といった声が寄せられていた。
また「バイク乗るときは長袖じゃないと危ないですよ」「バイク乗るなら、夏でも半袖は辞めた方が良い」などの忠告も、少なからず見受けられる。
そこで今回は、バイク乗車時の服装について、その道のプロに詳しい話を聞いてみることに。その結果、バイク乗りたちがいかに「過酷な環境」に晒されているかが、改めて明らかになったのだ…。
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■バイクのプロも「危険ですね」
ツイート投稿主・とりがらさんは、当時の服装・気温について「半袖のTシャツ、ジーパン(長ズボン)、ヘルメット、グローブ、リュックを身につけていました。もちろん日焼け止めは塗っていないので、半袖から手首にかけてだけすごい日焼けしてます」「運転時の気温は35℃ほどで、山道を多く走行しており、平均は32℃ぐらいだったと思います」と振り返っている。
なお、免許を取得したのは今年4月末のため、とりがらさんにとっては今シーズンが「バイクに初めて乗る夏」に当たるワケだ。
今回は、ホンダの神対応看板をめぐって以前、取材に協力してもらった佐賀県鳥栖市のバイク用アパレル店「MaxFritz鳥栖店」の店長・コヤナギさんに、バイカーの「夏の服装事情」について尋ねてみる。
早速、話題のツイートを確認してもらったところ、コヤナギさんは「いくら夏場でも、半袖は危険ですね」と苦笑い。
「転倒したら危ないのは勿論ですが、風がモロに当たって疲れやすくなったり、こうした火傷のような日焼けをする恐れがありますね。ツイートを投稿された方は、お風呂に入る際に地獄を見たのではないでしょうか…」と、心配のコメントを発している。
バイク乗りにとって、車道は思わぬ危険がいっぱい眠っているもの。コヤナギさんは「前を走っている車のタイヤから小石や砂が飛んできたり、カナブンなんかの虫が当たっても、痛いですね」「腕だけでなく、首周りなんかも防御を固めた方が良いです」と、その過酷すぎる環境について語ってくれたのだ。
そんなコヤナギさんがオススメする夏のバイク乗車時の正装は「バイク用のメッシュジャケット」と「速乾性の長袖インナー」。こうした長袖アイテムは着用してすぐは「暑苦しい」ものだが、バイクに乗って走り出すとすぐに「涼しい」と感じられるそう。「日差しを遮ることが、結果として暑さの対策に繋がります」とも強調していた。
「急がば回れ」という言葉があるが、バイク乗りにとっては「涼みたくば長袖」が真理なのだろう。今回のツイートにより、半袖バイカーの数が決して少なくないことが明らかになったため、バイクで遠出する予定がある人は前出のアドバイスを肝に銘じてほしい。