すき家で遭遇したみそ汁、変わり果てた姿に目を疑う…　予想外の「神対応」に称賛の声

牛丼チェーンの中でも「堅実さ」を感じさせるのが吉野家に松屋。一方ですき家は型にハマらない、その「無秩序さ」が魅力のひとつである。

現在ツイッター上では、そんなすき家が「またしてもやってくれた」と話題になっているのをご存知だろうか…。

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■すき家の「みそ汁変更」がおかしい…

話題の発端は、とあるツイッターユーザーが20日に投稿した1件のツイート。

こちらの投稿には「おれ長年いろんな飲食店で飯食ったけどさ、みそ汁をコカ・コーラに変更できる飯屋は後にも先にもすき家だけだと思ってる」と、思わず首を傾げてしまう1文が綴られている。

「みそ汁をコーラに変更」という、完全に意味不明な内容なのだが…添えられた写真を見ると、そこには汁物を「コカ・コーラ」に変更する、凄まじく奇妙なサイドメニューが確認できたではないか。

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■「すき家のこういうとこ好き」

通常、牛丼チェーンにおける「みそ汁変更」いえば、定食等にセットでついてくるみそ汁を「豚汁」などに変更するサイドメニューを指す。みそ汁から豚汁への変更は「汁物」というジャンルの共通点もあり全く不自然ではないが、これが「コカ・コーラ」となると、話は別である。

前出のツイートは投稿から1日足らずで約2万件ものRTを記録し、他のツイッターユーザーからは「外国人向け…とかですかね？」「このサービス、知らなかった」「意味分からんと思ったけど、すき家のこういうとこ好きだよ」「豚汁でなくコーラに変更するセンスがスゴい」「一体、何が起きているんだ」などなど、驚きの声が多数寄せられていた。

そこで今回は、話題のサイドメニュー「コカ・コーラ変更」の詳細について、すき家を運営する「株式会社 ゼンショーホールディングス」に詳しい話を聞いてみることに。

その結果、ネタ要素強めと思われた同メニューの「意外な真実」が明らかになったのだ…。

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■すき家の「配慮」に思わず感動

まず、すき家の「みそ汁」メニューの仕様について確認すると、こちらは「単品」や「定食メニュー」のほか、牛丼やカレーなどのメイン商品につける「セットメニュー」でも注文可能である。

今回話題となった「コカ・コーラ変更」は6月6日より導入されたサイドメニューで、ゼンショーホールディングス担当者は「暑い時期に向け、温かい『みそ汁』ではなく、冷たい飲み物をお求めになるお客様のニーズに合わせて導入しました」「コカ・コーラを対象とした理由としては、ソフトドリンク類のなかでも特に、多くのご注文を頂いている商品であるためです」と、導入経緯について説明。

今回大いに話題となった件については「お客様から大きな反響を頂き、大変嬉しく思っています。すき家自慢の牛丼やカレーとご一緒に、冷たいコカ・コーラをぜひお楽しみください」とのコメントを寄せてくれたのだ。

なお、「コカ・コーラ変更」に対応しているのは前出の「セットメニュー」のみとなり、あらかじめ内容が決まっている定食メニュー、ランチセットは対象外となるので要注意。

20日現在では全1,940店中、ソフトドリンク販売店舗の1,212店にて実施しているサービスのため、詳しくはすき家公式サイト内の「店舗検索」を参照しておこう。

すき家のサービスドリンクである麦茶も夏との相性抜群だが、炭酸でスカッとした気分になりたい日は、ぜひ「コカ・コーラ変更」を試してみてほしい。

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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）