徳光和夫、相次ぐ甲子園常連校敗退の原因を分析 「応援が選手を緊張させて…」
甲子園常連高校が相次いで敗退している今年の高校野球。徳光和夫がその原因を分析した。
22日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が今年の全国高校野球選手権地方予選で強豪校が相次いで敗退している要因を独自分析した。
■徳光が高校野球に言及
番組冒頭、徳光は今年の全国高校野球選手権地方予選に「様子が違うなと思う。強豪校が相次いで負けている」と指摘する。
そして「選抜準優勝だった報徳学園が5回戦で姿を消していて、東東京大会では帝京が岩倉に惜敗しておりますし、新潟大会でも4大会連続出場を目指しました日本文理が敗れまして」とコメント
さらに「茨城大会も甲子園常連校であります常総学院が4回戦で。西東京大会も選抜ベスト8に入った東海大菅生が5回戦敗退。高松商業が3回戦で敗れたり。僕が1番びっくりしたのは、もうここは万全だろうと思っておりますのが、智弁学園和歌山なんでありますけどね 、智弁和歌山も敗退」と話した。
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■強豪校敗退の要因は…
強豪校の敗退に徳光は「その理由を考えておりましたら、パッと思いついたのですね、もしかしたらコロナが関係あるんじゃないかなっていうふうに思ったんですよ、漠然と」と持論を展開。
続けて「いろんな新聞を読んでおりましたら、興味深い分析に出くわしまして。今年の夏はコロナの行動制限が解除されたことにより、高校野球の応援も通常に戻ったってことが関係があるんじゃないかってことなんですよ」とコメント。
そのうえで「ここ数年静かだったスタンドからの応援はですね、強豪校ほど今、大きくなっているんです、 間違いなく。その応援が選手を緊張させ、硬さが出てそれが敗北に繋がってるんじゃないかって、いうそういう分析なんですよね」と話した。
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■大声援でのプレー経験が乏しい?
徳光はその後も持論を語ったあと、「考えてみればね今、 戦っている選手たちはみんなコロナのもとで入学いたしました生徒ばっかりですから。 大声援、大ブラスバンドのなかでのプレー経験はほとんどないわけですよ」と指摘。
さらに「じつはそのアフターコロナへ向かう社会情勢と密接な関係があるんじゃないかなという。そういうふうに思えてならないということだったんですけどね」と話していた。
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■コロナが影響している?
強豪校が相次いで敗退している要因については諸説あるが、コロナを挙げる声は根強い。「コロナで強豪校が有力選手のスカウティングをすることができなかったため」という指摘もある。
さまざまな意見が上がっていう状況だが、徳光は「コロナの影響で現在の選手たちが大声援のもとでのプレー経験が乏しい」ことが原因と考えているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)