オリックス山岡泰輔が中継ぎで2連投し日本ハムに勝ち越し　セデーニョの覚醒も止まらない【週刊バファローズ】

前半戦を首位ターンしたオリックス。後半戦も連勝スタートで首位の座を固めつつある。

 

■2023オリックス・バファローズ戦績　7.22-7.23

対　北海道日本ハムファイターズ
兵庫・ほっともっとフィールド神戸
7.22
○オリックス（小木田）5-4（伊藤）北海道日本ハム●

7.23
○オリックス（山崎福）7-5（ポンセ）北海道日本ハム●

※（カッコ）内は先発投手。
※通算成績はオリックス85試合51勝32敗2分けの首位。2位の千葉ロッテマリーンズとは3.5ゲーム差。（2023.7.23現在）

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■日本ハムとの2連戦

後半戦の頭はパ・リーグ公式戦で唯一負け越している北海道日本ハムとの2連戦。

オールスターに山本由伸、山崎福也、山下舜平大と先発ローテーション3人をオールスターに派遣したことから、オリックスは初戦をブルペンデーにした。先発は前回のブルペンデーで3回をパーフェクトリリーフした小木田敦也。

しかし小木田は2回に4失点をしてしまいこの回で降板。その裏にセデーニョ、野口智哉のホームランで1点差に迫ると、7回には紅林弘太郎のタイムリーで同点に追いつく。すると最終回に若月健矢がライトスタンドへサヨナラ弾を放ち逆転サヨナラ勝ちを収めた。

若月は「小木田に初勝利をつけてあげたかった」と悔やんだが、これで日本ハムとの対戦成績はイーブンに。

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■2連勝を収める

第2戦はオールスターに出場した山崎福也が先発。山崎福は1対1の同点の5回をもって降板。残念ながらキャリアハイの8勝目はお預けになったが、恐らくオールスター出場の疲労を気遣ったのだろう。

6回を宇田川優希、7回を山岡泰輔が無失点で抑えその裏、紅林弘太郎の逆転タイムリー、セデーニョの4試合連発となるダメ押し弾でこの回一挙に5得点。8回には野口がタイムリーを放ちさらに突き離す。

しかし9回に登板した本田仁海が不運なヒットもあり無死満塁に。ここで好調のマルティネスに満塁ホームランを打たれてしまい2点差に。

中嶋聡監督は自らマウンドに行って内野陣にも声をかけ、オールスターに出場した山崎颯一郎が登板。最後はピシャリと抑えてチームは5連勝。日本ハムにも勝ち越している。