大谷翔平、両脚のけいれんで検査へ 打撃好調のなか負傷疑いに心配の声殺到
2試合連続で途中交代した大谷翔平選手が、両脚のけいれんで検査を受けるとの報道が。ファンの心配が集まっている。
目下メジャーホームラン王を独走するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手に、ファンから心配の声が多数集まっている。28日(日本時間29日)のトロント・ブルージェイズ戦で代打を送られ、試合後にフィル・ネビン監督がコンディション不良を明かしたためだ。
■幸先よく先制ソロも…
大谷選手はこの日、2番DHでスタメン出場すると、1回表の第一打席で先制の39号ソロアーチ。6回にも流し打ちのヒットを放つなど、この日も打撃好調をアピールしていた。
しかし9回表、一死満塁という絶好の場面で、マイケル・ステファニックが代打で送られ大谷選手は交代。前の試合に続き、2試合連続での途中交代となった。
関連記事:大谷翔平のフリー打撃は「次元が違う」「片っぽでも取り上げたら…」 高木豊氏が回顧
■両脚のけいれんで検査へ
この不可解な交代劇に関して、試合後、ネビン監督は取材に対し、大谷にコンディション不良があったと告白。
いわく、大谷選手は両脚がけいれんしたそうで、この後検査を受けるという。故障者リスト入りは否定したが、明日の試合出場については「様子を見る」としている。
関連記事:中田翔が「なぜ打てるのか」を高木豊氏が解説 ネットでは負傷交代に心配の声も
■心配の声多数
この情報が伝えられると、SNSには「重症でないことを祈りたい」「疲労の蓄積はありそう」「人の2倍動いてるからなぁ」など、負傷の具合を心配する声が続出。
また、ここ最近の疲労を考え、「残り58試合を戦い抜くためにはどこかで強制的に休ませる勇気も必要」「これは明日は休んだほうがいい」「ローテーション3回くらい飛ばしたほうがいい」など、休養を求める声も多い。
関連記事:大谷翔平が26号ソロで再び両リーグ単独トップ 「意味分からん」「すごすぎる」
■ダブルヘッダーから異変が
大谷選手は前日に行われたダブルヘッダー第1戦に投手として先発登板し、9回を投げきってメジャー初の完封勝利を記録するも、2回に一塁ベース上で打者と交錯するアクシデントが。
休む間もなく出場した第2戦でも、2打席連続ホームランを放ったものの、腰に手を当てて痛みに耐えるような仕草を見せ、第4打席の前に途中交代。その後、筋肉のけいれんがあったことが伝えられた。
チームは激しいプレーオフ進出争いをしている上、大谷選手は日本人初となるメジャーホームラン王の可能性がある。負傷で調子を落としたり休養が長引くようであれば、チーム・個人の双方に痛手となるだろう。
・合わせて読みたい→大谷翔平が26号ソロで再び両リーグ単独トップ 「意味分からん」「すごすぎる」
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)