ゴミリサイクルは中高年ほど意識か 50代以降では9割が…
SDGs目標達成のためにも欠かせないゴミのリサイクル。暮らしの中で意識しているか調査したところ…。
マスメディアなども積極的に取り組んでいるSDGs関連のキャンペーンもあり、ゴミの分別やリサイクル、資源化などについてはかなり浸透してきた印象もある。
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■「アップサイクル」という言葉も
単なるリサイクルではなく、より価値の高いものに生まれ変わらせるアップサイクルという言葉も聞かれるようになった。一方で、ゴミ削減や資源活用のためには、リサイクルについての正しい知識と日々の暮らしの中で意識することが欠かせない。
実際、どれくらいの人がゴミのリサイクルを意識して生活しているのだろうか。
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■8割弱が意識
Sirabee編集部が、5月25〜26日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象にゴミのリサイクルについて調査したところ、リサイクルを「強く意識している」と答えたのは、全体の14.0%。
「やや意識している」との回答が最も多く、61.9%。「あまり意識しない」が19.4%。「全く意識していない」が4.7%だった。全体では8割弱がリサイクルを意識して生活していることがわかる。
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■中高年ほどリサイクル傾向
ゴミリサイクルへの意識は、世代による差も少なくないようだ。年齢が上がるほど意識が上がる傾向が見られ、60代では23.9%が「強く意識」、65.7%が「やや意識」と回答した。
ゴミ削減やSDGs目標を達成するためには、若い世代の意識が変わっていく必要もありそうだ。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)