上原浩治氏、関口宏のパ・リーグ“2強4弱化論”を否定 「まだチャンスは…」
12連敗脱出後も負けが混んでいるソフトバンク。関口宏は「2強4弱」と指摘するが…。
30日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元読売ジャイアンツ・メジャーリーガーの上原浩治氏が関口宏のパシフィック・リーグ「2強4弱論」を否定した。
■能見氏が出演
今週のプロ野球を振り返るVTRを放送したのち、スタジオで1週間の星取表が記載されたフリップを元にトークをする。
この日のゲストで元阪神タイガース・オリックス・バファローズに所属した能見篤史氏は、首位に立つオリックスについて「先発ピッチャーが良いので、連敗をしないというところが強み」と高評価。
そして関口から負けが混んでいるソフトバンクについて質問されると、「ソフトバンクはどうですかね」と上原氏に意見を求めた。
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■ソフトバンクが不調
上原氏は「(オリックスの)山本由伸投手を打って、ここから行くと思ったんですけど、逆に連敗っていう」と、ソフトバンクが25日のオリックス戦で山本投手を打ち崩し、連敗を12で止めたものの、調子が上がってきていないことに言及する。
関口が「ちょっと負けているよなあ」とつぶやくと、上原氏はソフトバンクが首位と7ゲーム差の3位になっていることに触れ「ちょっと離されてきていますね」と同調した。
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■関口が「2強4弱」を指摘
パシフィック・リーグの順位表を見た関口は、「離れましたねえ。7ゲーム差ですもんね。2強4弱な感じ」とつぶやく。
これに上原氏は苦笑いをしながら「まあ、弱とは言いづらいです」と否定し、「まだチャンスはありますからね」とコメント。
ソフトバンク12連敗の原因については「(打線が)全然、当たっていないのと、連敗中点が取れなかったですから」と語っていた。
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■圧倒的優勝候補だったソフトバンク
今シーズンFAで近藤健介選手を獲得し、千葉ロッテマリーンズの抑えだったロベルト・オスナ投手、アメリカにいた有原航平投手ら大補強も加入。豊富な資金力を活かした補強で優勝候補筆頭だったソフトバンク。
Sirabee編集部が、春季キャンプイン直前の1月18〜21日にかけ、全国10〜60代男女を対象にパ・リーグの優勝チーム予想について聞いた調査でも、ソフトバンクは連覇を達成したオリックスに大差をつけて1位だった。
予想外の連敗で3位に後退したソフトバンク。上原氏の解説通り、巻き返していくことができるのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)