秋元才加、『つなぐ、つながるSP』出演 最前線に送り込まれた元護郷隊員を取材
12日午後3時30分放送の『つなぐ、つながるSP戦争と子どもたち 2023⇒1945』では、秋元才加が沖縄戦で少年ゲリラ部隊に配属された人物を取材する。
12日午後3時30分から放送される『つなぐ、つながるSP戦争と子どもたち 2023⇒1945』(TBS系)。俳優・秋元才加が沖縄へ向かい、1945年の沖縄戦で少年ゲリラ部隊に配属された人物を取材する。
■戦争の実態を考える
TBSは、9日から15日まで行う「NO WAR プロジェクト つなぐ、つながる」の一環として、特別番組を放送。
ロシアによるウクライナ侵攻での2万人とも言われる子どもの連れ去りや、パレスチナ自治区・ガザでイスラム過激派の訓練に参加する少年の状況など、世界各地で取材。2023年の「現在」と1945年の「過去」を行き来しながら、戦争の実態を改めて考えてゆく。
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■少年ゲリラ部隊にいた人物を取材
今回の放送では、秋元が沖縄を取材。秋元が訪れたのは北部・大宜味村で暮らす94歳の瑞慶山良光さん。瑞慶山さんの顔には、78年前の沖縄戦で負った傷痕が今もなお残っている。
当時16歳だった瑞慶山さんは、陸軍中野学校の出身者が編成したゲリラ部隊「護郷隊」に配属され、爆薬を背負って敵の戦車に体当たりをする「斬り込み隊」の任務を命じられる。「10人殺したら死んでもいいよ」という上官の言葉に何の疑問も持たず、死ぬ覚悟だった。
最前線に送り込まれた当時の少年の貴重な証言に触れ、秋元が感じたこととは。
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■「戦争を知らない世代も知る責任がある」
秋元からコメントが届いた。
秋元:今回、元護郷隊員の瑞慶山さんから直接お話を伺う機会をいただき、ありがたく思っています。太平洋戦争から78年経った今でも、世界では戦争が起こっています。
戦争が引き起こした数えきれない程の悲劇。戦争を知らない世代も知る責任があるのではないでしょうか。再び戦争の惨禍が繰り返されぬよう、戦争を知らない私たち世代やこれからを担う子どもたちと共に、平和について考えるきっかけになればと思います。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)