阿部寛主演『すべて忘れてしまうから』 10月より地上波放送をスタート

10月13日よりテレビ東京にて阿部寛主演『すべて忘れてしまうから』が放送される。ミステリアスでほろ苦いラブストーリーだ。

2023/08/07 18:00


すべて忘れてしまうから

俳優・阿部寛が主演を務めるドラマ『すべて忘れてしまうから』(金曜・深夜24時52分)が、10月13日よりテレビ東京にて放送されることになった。


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■ほろ苦い大人のラブストーリー

すべて忘れてしまうから

同ドラマは、『僕たちはみんな大人になれなかった』で注目を集める作家・燃え殻氏の同名エッセイを原作に、岨手由貴子氏、沖田修一氏、大江崇允氏がドラマ化。

ミステリー作家の“M”(阿部)は、ハロウィンの夜に突然失踪した恋人“F”を探すことに。しかし、人々の語る“F”は、彼の知らない顔を持っており、やがて驚きの秘密が明らかになっていく…。ミステリアスでほろ苦い大人のラブストーリーになっている。

放送に先駆けて「ディズニープラス」で配信が始まると、SNSを中心に「小説の中にいるような没入感」「映像の質感や雰囲気が最高」と世界観に魅了される人が続出している話題作だ。


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■豪華なキャスト陣が集結

すべて忘れてしまうから

“M”を演じる阿部のほかにも、物語の大きなカギを握る“F”を尾野真千子、“M”の行きつけのバー「灯台」のオーナー・カオルをChara、“M”の担当編集者・澤田を渡辺大知、「灯台」で働く料理人・フクオを宮藤官九郎が演じる。

さらに、同じくバーのアルバイト・ミト役に鳴海唯、ある目的を抱えながら「灯台」に通う青年・泉役に青木柚、「灯台」の常連客役に岩谷健司、嶺豪一、ぼくもとさきこ、ニクまろ、“M”の行きつけの喫茶「マーメイド」のオーナー・マンバ役に見栄晴、ある理由で“F”を血眼で探す“F”の姉役に酒井美紀、“F”の失踪後、“M”の前に現れる謎の美女役に大島優子、“F”の祖母役に草笛光子と豪華キャスト陣が集結している。


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■総勢10組がエンディングを担当

すべて忘れてしまうから

また、同作では総勢10組のアーティストが、全10話それぞれのエンディングを担当。劇中の舞台である「灯台」などで生演奏をしており、作品の世界観の中でそれぞれのパフォーマンスを堪能できる。

第1話から順にTENDER、三浦透子、ヒグチアイ、ミツメ、paionia、七尾旅人、ROTH BART BARON、No Buses、奇妙礼太郎が登場。第10話でCharaがエンディングを担当する。

さらに第5話では、Chara扮するカオルがディズニーソングを歌う貴重なシーンも。アニメ映画『白雪姫』でおなじみの「いつか王子様が」をアコースティックギターで弾き語る贅沢なシーンは必見だ。


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■“大人の振る舞い”を

すべて忘れてしまうから

地上波放送の発表に際し、テレビ東京配信ビジネス局の阿部真士プロデューサーからのコメントが到着している。

阿部氏:起きそうもないことが、起きることがある。起きそうなことが、起こらないこともある。どちらにせよ重要なのは、そのような局面に立たされたときの“振る舞い”のような気がします。足の小指を机の角にぶつけるような、1秒前には予想もしなかった鈍い痛みに襲われたとき、グッと耐えるのも大人。痛いっ! と声をあげるのも大人。大人にだって様々な振る舞いがあるのです。


このドラマも、日常に起きてしまったコトに対して、事情を抱えた大人たちがどう振る舞うのか。そこが見どころです。そして、「地上波では見ないタイプのドラマ」ですが、傑作です。ぜひ「見てみる」という大人の振る舞いをお願いします。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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