本当は前向きでいたいのに… 約7割もの人が「落ち込んでしまう理由」に共感
本当であれば、毎日、楽しいことを考えて生活していきたいものだが…。
楽観的な性格な人がいる一方で、物事を悪く考えてしまうタイプも多く存在するようだ。あまりにも悪く考えすぎて、大きく落ち込むこともあるようで…。
■約7割「物事を悪く考えて…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「物事への考え方」に関する意識調査を実施したところ、全体で70.9%の人が「自分は物事を悪く考えて落ち込むタイプだと思う」と回答した。
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■女性に多い傾向
性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっている。
また女性の中でも、10〜40代に多くいるのが印象的だといえるだろう。若い女性には、繊細な心を持った人も多いのかもしれない。
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■いいことさえも悪く考えて
物事を悪く考えてしまいがちな20代女性は、「実際になにか悪いことがあったときに、落ち込むのは仕方がないことだと思うんです。しかし私の場合、まだなにも起きてはいないのに勝手に悪く考えて不安になるのがいけないところだと思っています。もっと物事を、楽しく考えるようにできたらいいのですが…」と話す。
いいことが起きても素直に喜べないようで、「楽しいことがあったときでさえ、不安材料を探してしまうのもやめたいと思っています。『この幸せは、いつまでも続かない』など、悪いように考えては落ち込んでいるんです。せめて楽しいときには、素直に喜びたいと思ってはいるのですが…」と話を続けた。
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■若い頃より改善された
若い頃より考え込まなくなった30代女性は、「昔は考え込みやすくて、すぐにメンタルをやられていました。ただ年齢を重ねることにより、落ち込みやすいところが改善されてきた気がするんです。いろんな意味で、図太い性格になってきたのでしょう。おかげで、若い頃よりも楽しく過ごせている気がします」と語る。
立場の変化も影響していると考えていて、「もちろん本当に嫌なことがあれば、今でも大きく落ち込んでしまいます。ただ若い頃のように、意味なく不安になることはかなり少なくなっていて…。性格的にも落ち着いてきたのもありますが、会社などでの立場が少し上がったのも影響しているのでしょうね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名