「夏休みの宿題」は早めに済ませるか最後に追い込むか 男女差も大きく…
夏休み真っ盛りだが、楽しむだけでなく忘れてはいけないのが「宿題」。どんなやり方でこなす人が多いのだろうか調べてみた。
学生や子供たちにとっては楽しい夏休みだが、考えたくないのは宿題のことだろう。絵日記や自由研究、読書感想文など、時間があるときしかできないような手間がかかる課題が多く、悩まされた経験者も少なくないだろう。
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■宿題のやり方は様々
小中高であれば、7月半ばから8月末まであるところが多い夏休みだが、その期間のうちのいつくらいに宿題を済ませるのか、というやり方は、人によって大きく異なるようだ。
休みの間じゅう引きずられたくないので早めに終わらせてしまいたい人、コンスタントにペースを保てる人、また夏の終わりまで貯めてしまい一気に片付ける人…。
こうした性格の違いは、卒業した後も生き方そのものの違いになる可能性もある。実際、世間はどんなやり方で済ませているのだろうか。
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■早め派と追い込み派が拮抗
Sirabee編集部が、7月31日〜8月2日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「夏休みの宿題」について調査したところ、「なるべく早く終わらせる」との回答が39.2%。
「均等にペース配分する」という人が最も少なく、22.5%。「最後に一気に仕上げる」と答えた人が38.3%だった。コンスタントに進める人は少なく、早め派と追い込み派が4割弱でほぼ横並びという形になった。
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■男女差も大きい
学生時代を思い返すと、男女で勉強のやり方が異なると感じた人もいるだろう。
今回の調査結果でも大きな男女差が見られた。コンスタントに進める人はほぼ同率だが、早く終わらせる人は女性のほうが男性より10ポイント以上多く、最後に追い込む人は男性のほうが約10ポイント多い。
これからの夏休み後半、苦しむ学生や子供たちは女子より男子に多く見られそうだ。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)