初見では絶対に読めない張り紙、一体なぜ… クセ強すぎな「正体」にネット民驚愕
まるでテンプレートを、そのままコピペしたような内容の張り紙を発見。しかしよく見ると、そこには「しっかりした数字」が記されていたのだ。
コピー&ペーストを意味する「コピペ」は非常に便利な機能だが、使用の際には注意が必要。定型文の中に混じった「編集が必要な部分」を見落とし、メール送信後に冷や汗をかいた経験はないだろうか。
ツイッター(現・X)上では、どう見てもコピペにしか見えない文章の「思わぬ正体」に、注目が集まっていたのだ。
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■夏季休暇の「期間」に目を疑う
今回注目したいのは、一級建築士・モチコさんが投稿した1件のツイート。
「いやいやいや…○○月○○日からじゃなくて日付をきちんと書けよ」「と思ったら、きちんと書いてあったわ」と、意味深なセルフツッコミが綴られた投稿には、夏季休暇に関する張り紙の画像が添えられている。
こちらの張り紙、なんと夏季休暇の期間を「○○月○○日から○○月16日まで」と、かなりパンチの効いた表記で説明していたのだ。これがPC等を利用して作成したものであれば「コピペミス」を真っ先に疑うが、なぜ手書きの張り紙でこのような事態が起こってしまったのだろうか…?
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■「8のクセが強すぎる」とネット民驚愕
初見では「2つの○」が繋がっているようにしか見えないが、じつはこちらは「数字の8」であることが判明。8の上部分と下部分が極端に丸い形状のため、今回のような誤解を招いてしまったのだろう。
モチコさん同様の見間違いをした人はかなり多いようで、件のツイートは投稿から数日で1万件以上ものRTを記録するほど話題に。
他のツイッターユーザーからは「意味が分かるまで、10秒かかりました…」「初見だと無理でしょ」「この人は漢字で書くべきだったかも」「8のクセが強すぎる」などなど、驚きの声が多数寄せられていた。
あまりに初見殺しすぎる「数字の8」だが、じつはこちらは一種の「職業病」である可能性が示唆されているのだ…。
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■一部界隈では8のクセが強い?
ツイート投稿主・モチコさんに詳しい話を聞くと、こちらの張り紙は仕事の打ち合わせ帰りに通りかかった、とある不動産店舗の入り口で発見したものと判明。
建築士であるモチコさんは独特な筆跡に心当たりがあるようで、「建築や機械の製図を勉強した人は、図面の中で『カチッとした図形のような字』を書くため、8の字も丸が尖らないよう中央から書く人が多いのだと思います」「場合によってはテンプレートを使ったりするので、丸が綺麗に書ける中央書き出しが多いのかな…と感じます」とも説明している。
そこで、実際にAmazonにて「テンプレート 数字定規」商品を確認してみたところ、他の数字と比較しても明らかに8の形状だけ様子がおかしいではないか。
日常生活でクセの強すぎる「数字の8」に遭遇した際は、書き手のバックグラウンドを想像してみると、新たな発見があるかもしれない。