ジブリ作品監督、韓国女性DJわいせつ騒動で「失言」 今秋放送アニメ危ぶむ声も…
アニメ監督・森田宏幸氏の発言が国内外で物議を醸している。同氏は秋スタートのアニメ『せまつか』の監督も務めていて…。
ジブリ作品などを手掛けてきたアニメ監督・森田宏幸氏が19日、韓国人女性DJであるDJ SODAがイベントで受けた性被害について「公開型のつつもたせ」と発言。日本のみならず韓国でも炎上状態となっており、SNSでは同氏が担当する秋アニメの行方を心配する声が噴出している。
■フェスで行われたセクハラ行為
13日に大阪で開かれた音楽フェス『MUSIC CIRCUS’23』で、DJ SODAが客席最前のフェンスに立つファンサービスを行ったところ、複数の客が彼女の胸を触るわいせつ行為が発生。
ライブの撮影可能タイムだったこともあり、同場面は犯行の証拠が動画や画像で拡散され、DJ SODAも自身の公式X(旧・ツイッター)で、「数人が突然わたしの胸を触り、なすすべもなくセクハラ被害を受けた」「DJを始めてから10年間、公演中にこんなことは1度もなかった」などと訴えていた。
イベント主催側もこの騒動を問題視しており、不同意わいせつなどの疑いで警察に刑事告発する方針を18日に明かすなど、泥沼の展開になっている。
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■「公開型のつつもたせ」
そんな騒動に今回拍車をかけてしまったのが、森田氏が19日にXで発信したコメント。
それは「DJ SODAの言ってる性被害って、公開型のつつもたせなのだろう。誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという」と、被害者側をさらに追撃するかのような自論で、現在投稿は削除されているがこの発言は瞬く間に日本国内で拡散された。
その後韓国にもその発言は伝播し、現地でニュース化された上、韓国人ネットユーザーからは失望や怒りの声が数多く上がる事態となっている。
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■ネットでは辛辣な言葉が
X上では、この発言に対し、「ひどい発言」「性犯罪の二次加害者」「ツイ消しでダンマリは残念」「強く批判したほうが良い」とバッシングの声が相次いでいる。
一方で「やらかすの何回目だよ」「結構過去の差別発言が発掘されはじめてます」「日本の業界人ってどうしてこうなんだ」と森田氏の過去発言にも注目が集まっている。
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■今秋放送の「せまつか」を心配する声
2002年公開『猫の恩返し』の監督をはじめ、2013年公開『かぐや姫の物語』作画、1999年公開『ホーホケキョ となりの山田くん』原画など、スタジオジブリをはじめとする有名作品に携わってきた森田氏。
今年10月から放送開始予定のTVアニメ『聖剣学院の魔剣使い』(テレビ東京系、通称せまつか)でも監督を務めることが発表されており、同作ファンからは「いい迷惑だな」「放送大丈夫なのか?」「製作委員会の方々には同情を禁じ得ない」と放送を不安視する声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)