原辰徳監督に「死ぬまで恩義を感じている」　元阪神・江本孟紀氏が告白

元阪神タイガースの江本孟紀氏が、同OBの川藤幸三氏が出演するYouTubeチャンネル「川藤部屋 川藤幸三&横田慎太郎 」に出演。そのなかで読売ジャイアンツ・原辰徳監督について語った。

■江本氏と川藤氏がトーク

川藤氏と江本氏がトークをした今回の動画。野村克也氏と星野仙一氏が阪神の監督を務めたことに江本氏は「あの辺りが、ちょっと入っていけないところだった。阪神の」とコメントする。

すると川藤氏が「江本さんの場合は、今は巨人中心の仕事が多いでしょ？」と質問。これに江本氏は「巨人なんか、帽子1つもらったことがないよ。グッズの1つもないよな。カレンダーももらったことがないんだ巨人から。これだけヨイショをしているのに」とボヤいた。

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■巨人をひいき目で見る理由は…

江本氏が「向こうは俺を敵だと思っているから、阪神だと思っているのよ。俺は阪神じゃないって言っているのに」とポツリ。話を聞いた川藤氏が「一緒に野球を見ていたって巨人のええことばかり言ってるやん」とツッコミを入れる。

すると「あれは、原が俺が選挙のときに、現役の4番のときに、渋谷のハチ公前に来て、ガードレールを使って10分しゃべったんだから、選挙運動で。それは恩義やろ、人間として。死ぬまで俺はあいつに恩義を持っているよ」と江本氏。

そして今年調子の悪い巨人を率いる原監督を擁護し続けたことを明かした。

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■川藤氏がツッコミを入れるも…

川藤氏は「全権でなんだかんだ言われとるじゃん。ほんでジャイアンツのOBからも総スカン食らってますよ」と指摘する。

これにも江本氏は「だからそうなんだけど、それはそれでそっちの世界で、俺の知ったこっちゃないんだよ。俺は原だけに恩義をとりあえず返すことだけしか、考えてないから」とコメント。

そして「ある年ね、めちゃくちゃ調子が悪かった。俺がなぜかね、『これは6月から絶対復活する』と。ひねくれて俺が人の言うことの反対を書いたの。それがうまいこと言って本当に打ち始めちゃったわけ。原はそれが嬉しかったみたいなんだよね」と話していた。

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■政治家として活動

江本氏はアントニオ猪木氏が率いていた「スポーツ平和党」から参議院選挙に出馬し、当選。以降12年間、政治家として活動した。

現役選手でありながら選挙演説に来てくれたという原監督に、江本氏は大変な恩義を感じているようだ。