生田絵梨花が怒涛の活躍をする理由 「持ってる」オールマイティアイドル
生田絵梨花の現在の活躍の想定外ぶりを分析。生田の無敵のポテンシャルとさらなる結果。
■生田の魅力満載の『ハマいく』
さて生田は、音楽番組『Venue101』(NHK総合)のMCにかまいたちの濱家隆一と共に就くと、2人のユニット『ハマいく』でデビュー。
同番組は『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)ともコラボ生放送をし、デビュー曲『ビートDEトーヒ』を披露した。
同曲は可愛らしいポップなメロディと歌詞であって、また生田のピアノ演奏シーンもあり、また荒れた生放送でも安定した歌声とタレント能力で生田が濱家を支えるという、生田の優れた能力をミュージカルよりも、これ以上なく披露できる楽曲なのだ。
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■『こっち向いてよ向井くん』
生田がヒロイン役を務める『こっち向いてよ向井くん』は、月9の『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)が比較的王道な恋愛ドラマだとすると、ある種対極の、難解な令和の恋愛をいかに乗り越えられるかを主人公目線で描くような作品。
生田も10年前に別れた元カノとして、主演の赤楚衛二の前に再び現れる。
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■「持ってる」アイドル
太田プロに入り、ミュージカルやバラエティや女優業を程々にやっていくかと思いきや、ダンスボーカルユニットと音楽番組MC、またヒロイン役で、優れた歌唱力 、バラエティ能力、ミュージカル等で鍛えた演技力を活かしきる、これ以上ない活躍となった。
これは太田プロの力だろうか。同じくバランスよいタレント能力に優れていた太田プロの大島優子でも、やりたい活動や状況に違いがあるとはいえ、これはなかなか得難い結果。ひとえに、生田が「持ってる」アイドルというほかないだろう。
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(文/メディア評論家・宮室 信洋)