ひろゆき氏、原発処理水放出への反対意見に反論 「大正論ですね!」の声
西村博之氏が、原発処理水の海洋放出反対派をバッサリ。例えを用いた説明に「ごもっとも」と納得の声が上がった。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が29日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。福島第一原子力発電所の処理水について意見し、ユーザーからは“正論”と評価する声が上がっている。
【ポスト】ひろゆき氏「『問題ないなら飲んでみろ』とか言う人は…」
■原発処理水の海洋放出開始
今月22日に岸田文雄首相が「地元や国際社会への丁寧な説明や情報発信で幅広い国々から支持が得られた」などと述べ、処理水を海洋放出する方針を発表。24日に東京電力が海洋放出を開始した。
原発の処理水は、核燃料の冷却に使用して放射性物質に汚染された水を専用装置で浄化したもの。
先月4日には国際原子力機関(IAEA)が、処理水の海洋放出は「人及び環境に与える放射線の影響は無視できる」と結論づけた報告書を発表したが、これには反対の声も。「海洋汚染を許すな!!」「私たちの大切な海に核のゴミを流すな」と怒るユーザーや、「安全だと思うなら処理水そのままコップに注いで飲め」といった声があがっている。
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■ひろゆき氏が言及
そんななか、ひろゆき氏はきょう29日のポストで処理水について言及。
「原発の処理水に『問題ないなら飲んでみろ』とか言う人は、海に流してる下水道を飲んだりする育ち方をしてるのかな?」とつづり、家庭や工場などの汚水が下水処理場でキレイにしたあとで河川や海に放出されていることを引き合いに出して反論した。
さらに、「人類は、人が飲めるモノ以外も川や海に垂れ流しまくりですよ。ガンジス川とか、、、」と続けている。
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■「確かに」「大正論ですね!」
ひろゆき氏のポストを見たユーザーからは、「確かにそうです」「ごもっともですね」「大正論ですね!」「激しく同意!」と納得の声が集まった。
IAEAは処理水の海洋放出において影響はないと述べたが、「問題ない=飲めるという考えの人いるのか」「処理って言葉を聞いて飲める状態にしてると思ってるんじゃないですかね(笑)」と、反対派がそうした主張に至った理由を想像するユーザーも見られた。