疲れた体に染みる… シンプルで贅沢な「塩シチュー」が最高すぎる
くたくた疲れたときに体に染みる? 長谷川あかりさんの「塩シチュー」が簡単に作れておいしい。
料理家で管理栄養士の長谷川あかりさんが、自身のX(旧ツイッター)に「疲れた日こそ、シンプルで贅沢な料理を」と添えて、豚肉とじゃがいもで作るレシピ「塩シチュー」を投稿。Sirabee編集部が作ってみたところ、力強いおいしさが体に染みるレシピだった。
画像をもっと見る
■「塩シチュー」の材料
・とんかつ用の豚ロース肉 250g
・じゃがいも 2個(250g)
・水 350ml
・料理酒 大さじ2
・黒コショウ 適量(たっぷり入れたほうがおいしい)
・塩 3g
・砂糖 3g
豚ロース肉は脂身を取り、キッチンバサミや包丁で2〜3cmサイズで角切りにする。塩と砂糖をしっかりと揉み込む。じゃがいもは豚ロース肉と同じサイズに切る。
脂身はそのまま使用しても問題ないが、長谷川さんによれば「胃に優しくカロリー控えめで食べたくてこのレシピの時は取り除いています…! が、そのまま一緒に切ってつくることもあるので、入れちゃってももちろん大丈夫です!」とのこと。今回はレシピどおり取り除いて使用する。なお、脂身は冷凍しておき、ラードとして使うのがおすすめ。
関連記事:鳥羽周作シェフが作る「最高にうまいキャベツの青椒肉絲」 簡単なのにお店の味レベル
■じっくり煮込んでいく
フライパンに豚ロース肉とじゃがいも、料理酒と水とたっぷりの黒コショウを入れる。強火にかけてひと煮立ちしたらアクを取る。
蓋をして弱めの中火で20分煮る。火が強すぎたのか水が蒸発してしまい、肉とじゃがいもが少し焦げてしまったため、火加減や煮込む時間は各自で調整しよう。
じゃがいもを半分ほど潰し、蓋をせずに弱火で10分ほど煮込んだら完成だ。ここでじゃがいもが溶けてとろみが出てきたら途中で火を止めても問題ない。
少し焦がしてしまったが「塩シチュー」の完成だ。
関連記事:麻婆豆腐の素で作る「肉じゃが」がガチでおいしい 知らなかったことを後悔…
■シンプルなのにすごくおいしい
乳製品もオイルも小麦粉も使わないシンプルなレシピなのに、肉の旨味がスープに染み込んでいて力強い味。脂身は取ってあるためあっさりともしているが、豚ロース肉なので食べごたえがある。それでいて、じゃがいものとろみもあってスープの味も満足感が高い。
疲れたときは何もしたくないが、そんな日に明日への活力にしたい「シンプルで贅沢」なレシピだ。なお、じゃがいもを長芋にすると、ごはんにも合うレシピになるという。
ちなみに豚ロース肉がおいしかったので豚バラのブロックでも試してみたが、豚ロース肉のほうがおいしかった。
関連記事:農林水産省おすすめの「みょうがの食べ方」が激ウマ 豚バラ肉で最高のおかずに
■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
・合わせて読みたい→農林水産省おすすめの「みょうがの食べ方」が激ウマ 豚バラ肉で最高のおかずに
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)