日清、いにしえの“ダッダーン”を復活させてしまいネット民騒然 「反応しちゃダメだ!」
日清の新CMを見たユーザーたちが何故か戦々恐々。CMの“原作”を思わず回顧し…。
タレントのなかやまきんに君が出演する日清食品のカップヌードル新CM「ザクザクこりこり篇」が30日より放送開始。いにしえの伝説的CMを120%意識した内容に、ネットでは「おじさんホイホイがすぎる」と話題を呼んでいる。
■「タンタァァァン!」
「タンタァァァン!」と叫びつつ、勢いよくジャングルの池から飛び出るきんに君。
鍛えあげた両腕には28日に発売開始となった巨大な「カップラーメン坦坦」を持っており、謎の腰振りダンスを見せながら「ザクザクッこりこりッ!」という言葉をただただ連呼する大変シュールで、破壊力高めの15秒だ。
日清公式HPには企画意図として「『タンタンとダダンって語呂が近くね?』そんな感じで作ったCMです」とつづりつつ、「あの沼からあの衣装であの出方をするなかやまきんに君。あのポーズであの音程でザクザクコリコリを連呼するなかやまきんに君。そんなきんに君の渾身のタンターンをご覧ください」とご丁寧に解説まで添えてある。
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■1991年の流行語「ダッダーン」
この映像、わかる人にはすぐその元ネタがわかるはず。そう、40歳以上の男女なら誰しも記憶のある栄養ドリンク「ダダン」(ピップ)のCMだ。
1990年代前半に放送されていたこの“原作”は、当時人気の外国人女子レスラーだったレジー・ベネットを起用し、同じく「ダッダーン!」と絶叫しながら沼から出てきたベネットが、「ボヨヨンボヨヨン」と言いつつ巨乳を揺らす振付け。
この意味不明ながら妖艶で心に刺さるCMは話題を呼び、1991年の新語・流行語大賞まで獲得している。時代だよな…。
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■「これ分かるのつらい…」と本音も
30年の時を経て、メーカーすら違うのに不思議な復活を果たした今回のCM。
ネットでは当然のことながら話題を呼んでおり、「許可取れたの!?」「さすが日清」「古いCMの、しかも他業種のパロディを今更かよ(笑)」と絶賛する声が相次いでいる。
一方で、「これ分かるのつらい…」「おじさんホイホイがすぎる」「これに反応しちゃダメだ! 歳がバレるぞ!」など、改めて自分が年を重ねたことを思い返すユーザーも多かった。
なお余談だが、栄養ドリンク「ダダン」は現在「ダダン2」としてピップから販売されているのでこちらもぜひ…。