“冷蔵庫の飲み物をそのまま注げる”神アイテムを発見　「子供も楽しめる」絶賛の声相次ぐ

ドリンクバーのような画期的アイテム「冷蔵庫ENJOYドリンクサーバー」。ネットでも称賛の声が…。

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2023/09/02 04:15

斎藤聡人

9月に入ったが、まだまだ暑い日が続く。冷蔵庫に入った冷たい飲み物が欠かせない。ペットボトルやボトル容器を取り出し、コップに注ぐ…というのを何度も繰り返すのは少々煩わしい。

冷蔵庫の飲み物をコップにダイレクトに注げる「神アイテム」があるのをご存知だろうか…。

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■冷蔵庫の飲み物をそのまま注げる

件のアイテムは「冷蔵庫ENJOYドリンクサーバー」。便利なキッチン用品を多数販売する家庭用品メーカーのKOKUBOより、7月20日に発売された。

四角いタッパー型の容器に蛇口が付いたドリンクサーバー。たっぷり3リットルの飲み物が入りながらも、冷蔵庫の棚に納まるサイズ。

ペットボトルや重いボトル容器を取り出すことなく、レバーをひねるだけで簡単に飲み物を注げる。ファミリーレストランのドリンクバーのような感覚を味わえるのだ。お値段は1,760円。

■ネット上でも絶賛の声

遊び心も感じられる商品は、ネット上でも話題を呼んでいる。

「移し替える時、溢れたり漏れたりしないので、子供が率先してしてお手伝いしてくれます」「ペットボトルのゴミが出ないのも嬉しい」「重いボトルを毎回出して注ぐの面倒だから助かる」「3リットル入るのは救世主すぎる」など、絶賛する声が続出。

連日異常な暑さが続き、水分補給が欠かせないこの時期に重宝しそうだ。画期的アイテムはいかにして生まれたのか。

販売元であるKOKUBOに話を聞いた。

■開発に至った経緯は…

KOKUBOの広報担当者によると、冷蔵庫の中を省スペースで便利に使いやすくするグッズは、近年のトレンドになっているとのこと。

開発までの経緯に関して、広報担当者は「1年中保存される飲み物を、もっと便利に飲めるようにするにはどうしたらいいか考えました。ご自宅の冷蔵庫を開けて、ドリンクバーのように、麦茶やカルピスが出てくるのはワクワクします。力が弱くて重いボトルを持ちづらいお子さんや高齢者にとっても便利です。蓋が大きいため、フレーバーウォーターのような楽しみ方も提案できるということで発売に至りました」と、振り返る。

夏の定番である麦茶はもちろん、フルーツやハーブを入れるのもありだ。容器サイズは幅約14.8×奥行約21.5×高さ約13.5cmとコンパクトだが、耐久性も問題ない。

「ドリンクを入れた状態で重くなりすぎないよう、容器自体は軽量化しました。目立ちませんが、容器内部の4側面の中央下半分に、強度を補強するハリのような突起をつけ、3リットルの重量に耐えられるようになっています」（広報担当者）。

■気になるお手入れは…

この時期、毎日活躍する心強い味方になることだろう。使用頻度が高く、我々の口に入れるものとなると、衛生面が気になるところ。

どのように掃除すればいいかも聞いてみた。広報担当者は、「本体容器は四角いタッパー型なので、通常の細長い冷水筒よりも洗いやすくなっています。細長い冷水筒の場合は、柄が長いボトル洗いスポンジで洗いますが、『冷蔵庫ENJOYドリンクサーバー』は、台所でよく使うキッチンスポンジで洗えます」と、説明する。

特に、直接手に触れる蛇口の衛生面も抜かりない。広報担当者からは、「パーツを分解して洗えるようになっています。レバーとキャップ、蛇口、パッキン2個、接続パーツに分解できます。パッキンなどは小さいのでなくさないようご注意ください。使用後は、液体を捨てよくすすぎ洗いし、水気を切って、十分乾燥させてから保管してください」という回答が寄せられている。

食器洗浄機、食器乾燥機は使用不可など、詳しい取り扱い方法は商品パッケージや公式ホームページ等に記載されているので、参考にしてほしい。

「冷蔵庫ENJOYドリンクサーバー」で楽しみながら水分補給しつつ、夏を乗り越えよう。