関口宏、原辰徳監督の内野手・北村拓己を投手起用に喝　「白旗を上げすぎ…」

3日放送の『サンデーモーニング』（TBS系）で、関口宏が2日の試合で内野手を投手として登板させた読売ジャイアンツ・原辰徳監督の采配に喝を入れた。

■野手の北村選手がマウンドに

番組は2日の横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ戦で、3対12とリードを許した巨人・原監督が内野手の北村拓己選手を投手として起用したニュースを取り上げる。

VTRを見た関口が「いいんですか？」と不満そうに質問すると、元メジャーリーガーの上原浩治氏は「いいんです。登録されている人数でやるべきですから」と原監督の采配に理解を示した。

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■上原氏は理解を示す

納得できない様子の関口は「ピッチャーじゃない人がピッチャーをやらせては…」とつぶやくが、上原氏は「メジャーでもよくあることですし」と説明。

そのうえで「ルールを決めたほうがいいですね。何点差以上とか。メジャーは8点差以上というルールがありますから。延長戦か8点差以上で負けているとき、勝っているチームは10点以上で勝っているときは、野手が投げてもいい」と訴える。

また起用の狙いについては「置いておきたい、明日も試合があるので。ほかのピッチャーを使いたくないということですね。半分は白旗を上げているということです」と解説した。

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■関口は「白旗を上げすぎ」

上原氏の話を聞いた関口は「白旗を上げすぎだよ。もうお客さんがしらけているんじゃないかと思うんだけど」と口を尖らせる。

感想を質問された元読売ジャイアンツ投手の江川卓氏も「古いわれわれとしてはちょっと反対なんですよね。やっぱりピッチャーはピッチャーだけでやってほしい。野手がマウンドに登ってほしくはないですね」とコメント。

江川氏の話を「だよねえ、だよねえ」と聞いていた関口は「私なんか、喝を入れたいですよ」とポツリ。江川氏が「入れますか？」と発言し、喝が入った。

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■以前にも同じケースが

原監督は2020年にも内野手の増田大輝選手を投手として登板させており、今回で2回目となる。

過去には元西武ライオンズのオレステス・デストラーデ選手や元オリックス・ブルーウェーブの五十嵐章人選手が投手として公式戦で登板したことも。日本では極めて稀な起用ではあるが「今回が初めて」ではない。

しかし今回の起用については賛否両論で、ネット上でも関口と同じように批判の声も上がっている状況だ。

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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）