ヒカキン最高顧問の会社が身売り 「時代の流れ」感じるネット民続々
ヒカキンが最高顧問を務めるUUUMの身売りが話題に。業績悪化の原因となった“あるモノ”に注目するユーザーも。
人気YouTuber・HIKAKIN(ヒカキン)が最高顧問を務めるYouTuber事務所・ UUUM(ウーム)株式会社が、業績悪化を受けて身売りを開始している。UUUMの動向にネット上で注目が集まった。
■UUUMが身売りを開始
YouTuberブームの波に乗っていたUUUMだが、今年5月期の連結決算では上場から初めて赤字になり、苦境に立たされた。
経営の立て直しを図り、先月より広告・マーケティング事業を手掛けるフリークアウト・ホールディングスによる株式公開買い付け(TOB)に応じている。
UUUMはこのTOBでフリークアウトHDの連結子会社となる方針で、広告市場への展開などを進める見込みだ。
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■「時代の流れだな」「歴史が変わる瞬間」
YouTuber事務所としては最大手のUUUMが身売りを開始したことにはネット上で注目が集まる。X(旧・ツイッター)では「人気ユーチューバー事務所」「UUUM」がトレンド入り。
「身売りすることになったとは… 時代の流れだな」「うわぁまじか… なんとなく歴史が変わる瞬間みたいに思うわ」「UUUMですら厳しいのか」と、時代の移り変わりや業界のシビアな現状を感じ取ったコメントが投稿された。
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■「ショート動画」の影響を実感
また、業績悪化についてUUUMは「YouTubeショート」の人気が高まっていることを要因にあげた。ショート動画は最大60秒の縦長のもので、再生数あたりの収益が少ないとされている。
ショート動画が伸びても大きな収益にならない上に、通常の動画の再生数が減少するため、UUUMには厳しい打撃となった。
ユーザーからは、「通常動画の減収を補えないほどショート動画の影響が大きいとは」「ショート動画しかみない勢が増えてるんだなぁ」「時代はショート動画ってことかな…」といったコメントも上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)