ジャニーズ記者会見、ひっそりと辞任した「副社長」の正体 関係者からは意外な評判も…

ジャニーズ記者会見でひっそりと辞任が発表された人物。マスコミ界隈では有名な存在のようで…。

2023/09/08 14:05


東山紀之・井ノ原快彦・藤島ジュリー景子

7日、ジャニーズ事務所が創業者・ジャニー喜多川氏をめぐる性加害問題に関する記者会見を実施。ジャニー氏の性加害を初めて認めたこと、藤島ジュリー景子前社長の辞任、東山紀之の社長就任…と大きな発表があり、世間に衝撃を与えた。

そんな中、ネット上では会見に出席せず、ひっそりと辞任した「副社長」が注目を集めていて…。

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■「副社長」に注目集まる

会見には、ジュリー前社長、東山、井ノ原快彦、顧問弁護士の4人が出席。ジュリー氏はジャニー氏による性加害があったことを認め、9月5日で代表取締役を引責辞任したことを発表した。

さらに、「弊社代表取締役副社長の白波瀬傑(しらはせすぐる)も、今回の事態を重く受け止め、9月5日をもって引責辞任致しました」と、副社長も辞任したことを明かしたのだ。会見当日、「副社長」は欠席だったが、東山やジュリー氏の口から彼の名前があがる場面も…。

ネット上では、「白波瀬さんって誰や」「どんな人物… 人柄なのか」「名前連呼されてたけど何者?」など、疑問を抱く人の声があがっている。


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■気になる「副社長」の正体

注目を集めた「副社長」はどんな人物なのだろうか。ある出版業界関係者は、ジャニーズの取材をするマスコミ関係者の間で知らない人はいないと話す。

「白波瀬さんは1970年代から働く、ジャニーズ事務所の広報担当です。2019年から副社長も務めていました。年齢は60~70代の大ベテラン。広報として、テレビ局やスポーツ新聞、週刊誌など、複数のマスコミとやりとりしていました」(出版業界関係者)。

マスコミ界隈で有名な存在なのには理由が…。「語尾に『~なのよ』と独特の口調で話すので、一度会ったら忘れないと思います(笑)。業界内では『しーさん』の愛称で親しまれていますね。急ぎで確認したいことがあって連絡すると、どんなに遅い時間でも電話できちんと折り返すマメな性格。穏やかで声を荒らげたり、慌てることがありません」(前出・出版業界関係者)。


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■「不思議と愛される」

ジャニーズ創設当初から、マスコミと密にコミュニケーションを取っていたことが窺える。出版関係者の口ぶりからは、どこか愛されている印象を受けるが、なぜなのか。

「『こういう企画をやりたい』とスケジュールや条件面でハードルが高い仕事の依頼をしても、頭ごなしに否定せず、きちんと検討してくれます。事務所によっては、詳細をほとんど聞かず『無理』と断ってくるケースもありますからね。また、雑誌やスポーツ新聞など、紙のメディアを大切にしており、特に真摯に対応していた印象です。少々クセがある人ではありますが、マスコミ界隈で、白波瀬さんは不思議と愛されていましたね」(前出・出版業界関係者)。

長年、「敏腕広報」として活躍してきたのだろう。


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■会見欠席には厳しい声も…

前出の出版業界関係者は、「副社長」の人柄を評価しつつも、今回の会見を欠席したことについては表情を曇らせる。「白波瀬さんは長年ジャニー氏の下で働いていました。1999年に『週刊文春』が性加害問題の記事を掲載し、裁判に発展した際も、広報担当としてこの件に関わっていたと思います。きちんと、会見に出席してそうした経緯を説明しても良かったのではないでしょうか」(前出・出版関係者)。

ジュリー前社長、「副社長」が辞任し、新しい体制になるジャニーズ事務所。創業者が起こした問題にどのように向き合っていくのか──。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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