原辰徳監督、クライマックスシリーズ出場に意欲 敗戦時の「気持ちの切り替え方法」も告白
巨人・原辰徳監督が岡崎郁氏のYouTubeでCS出場に意欲。試合に負けた際の「切り替え方法」も告白。
読売ジャイアンツの原辰徳監督が、岡崎郁氏のYouTubeにゲスト出演。そのなかでクライマックスシリーズ進出への展望や試合で負けた際の「切り替え方法」を語った。
■CS出場に意欲
岡崎氏は「後の残り20試合。一応CS、2ゲーム差なんですよ、3位と。DeNAもちょうど残り20試合だと思うんですが、監督のなかでどうですか、20試合」と質問する。
この質問に「今まであの手この手も含めて、全員の力を使いながら戦ってきて、 5割ぐらいですよね。 1つの起爆剤としてほしいなと思うのは、大勢が戻ってきてくれればというのは、心のどこかにありますね」と原監督は離脱中の守護神・大勢投手に言及した。
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■先のことは「計算が立たない」
さらに原監督は「いなきゃいないで、このメンバーで戦うっていうのはありますんでね。1試合、1試合。20試合がどうということじゃなくてね、1試合1試合、チャンスがあるかぎりということでね」とコメント。
そして「まあそういう戦いがまだできる状況にあるわけですから。 まあそうやって戦っていきたいなと思いますけどね。先のこととか計算なんて立ちませんから」と話した。
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■試合に負けた際の切り替え方法は…
岡崎氏は視聴者からの質問として「連敗のときに落ち込むときとか、諦めに近い気持ちを切り替えてまた前向きにするときの方法というか。どういう考えで監督はそうやって切り替えていってるのか興味がある」と問いかける。
すると原監督は「選手はベストをつくして、しっかり戦ってくれたんだという信頼、そして信用。 その2つがあると。 もちろん、そこで致命的なミスで負けることもありますよ。でもベストをつくしているんだと。選手の前でも何回か言ったことがありますけど、全力でベストで全員が戦ってくれてるって、つねに信じている」と話す
続けて「それが自分の戦ううえにおいて、戦術、戦略、オーダーを作る。そういうなかでもう1点、これが宝物だと、俺は。だから、若手でもベテランを使おうと思ったときには使える。どんな選手でもそういうつもりでいる」と持論を展開した。
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■お風呂に入って…
さらに「だから結果が悪いから、『あいつを使うんじゃなかった』とかはまったく思わないですよ。ベストをつくしてくれたけれども、相手が上回ったなと。よし、じゃあ何が足りなかったかという反省はね、おたがいが、選手にもさせる。そうすれば前向きになれますよ」と原監督。
そして「比較的僕は、お風呂に入るようにしています。ユニフォームを着たままで反省すると、ややもすると悪口系になりますね。お風呂に入ってきれいに体もスイッチして、温めて、冷やして、監督室に戻ってコーチの話とか僕もなにか言いたいことを。そうすると、前向きになりますよ」と語っていた。